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「世界人類が平和でありますように」という看板や柱を見た事がありませんか。きっと多くの人が、あらゆる場所で見かけた時に疑問を持ってしまいます。実は宗教と関係があるのか、ないのかも解説しました …
「世界人類が平和でありますように」という看板は特徴的です。
共通点のわからないような場所で何度も見かけるため、「えっ、この看板どんな意味があるの?」と思ってしまいます。この看板には何か、宗教的な意味合いが存在するのでしょうか。今日こそあなたのモヤモヤをスッキリさせましょう。
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世界人類が平和でありますようにって何の看板?
「世界人類が平和でありますように」という看板は白光真宏会と呼ばれる宗教のキャッチコピー(祈り)です。
人類の1人1人が本当に幸せであるためには、世界が平和でなければなりません。簡単に言えば、個人の幸せと世界の平和とは、まったく1つであるという「個人人類同時成道」と呼ばれる思想を五井昌久が提唱した事から始まり、世界遺産を始め、あらゆる場所に「世界人類が平和でありますように」という看板や柱をWPPSという団体が設置しました。
WPPSとは
ワールド・ピース・プレヤー・ソサエティは略してWPPS(The World Peace Prayer Society)と呼ばれ、宗教団体である白光真宏会によって行われてきた世界平和祈願柱の建立活動を1988年より受け継ぎました。(本部はニューヨーク州)
祈りによる世界平和運動を提唱した五井昌久の後を継ぎ、国や民族や宗教や政治の違いを超えた人類共通の祈りとして、「世界人類が平和でありますように(May Peace Prevail on Earth)」という祈りのメッセージを広め、人類の平和意識の目覚めを啓蒙する団体です。
世界平和祈願柱(ピースポール)の建立活動
1976年に始まったピースポールプロジェクト(Peace Pole Project)は、1990年には国連広報局より提携NGO(非政府機関)として承認され、日本全国の他、世界中で「世界人類が平和でありますように」と書かれた看板や柱を建立しています。
観光名所、公園、街角、学校、教会、神社仏閣、個人宅の庭など、現在世界180ヵ国に20万本以上が建立されています。勿論、海外ではその国の言葉に合わせて「世界人類が平和でありますように」という文字が刻みこまれています。
「世界人類が平和でありますように」という看板や祈願柱(ピースポール)は誰でも自由に建立できるようです。念の為、購入希望者は直接業者に電話・ファックスで問い合わせれば良いようです。
有限会社 富士平和工芸
〒416-0931 静岡県富士市蓼原869
TEL: 0545-62-8882 FAX: 0545-62-8883
白光真宏会とは
白光真宏会は五井昌久を開祖とし、富士山を聖地とする新興宗教です。
白光真宏会の教義は、「世界人類が平和でありますように」に代表されるように五井昌久が提唱した個人の幸せと世界の幸せの共存という個人人類同時成道を基に、後継者であり現在の白光真宏会の2代目会長である西園寺昌美が印や曼荼羅の思想を取り入れ始めました。本部は富士(静岡)で、白光真宏会の公式HPによると、国内および海外に支部・集会が約750カ所あります。(2018年2月)
五井昌久とは
「世界人類が平和でありますように」とは五井昌久の祈りの最初の一文です。
第二次世界大戦以降、日本のため、人類のために自分の命を捧げたいとの想いが湧き、宗教心が芽生えたと言われています。岡田茂吉の霊線療法や生長の家の谷口雅春に弟子入りした後に、1949年に悟りを体得したとされています。五井昌久の宗教は別名、守護霊守護神教とも呼ばれ、守護霊・守護神の重要性を強調していたようです。
まとめ
「世界人類が平和でありますように」という看板や柱は宗教ではあり、宗教ではないのかもしれません。
始まりは宗教的な意味合いが強かったのでしょうが、白光真宏会(五井昌久)という宗教色を消した結果、平和としてのシンボルとして受け入れられたと言っても過言ではないでしょう。(WPPSの代表も白光真宏会の2代目会長である西園寺昌美で実質的な所は不明)
あとがき
「世界人類が平和でありますように」という白光真宏会の五井昌久が始めた祈りの運動は宗教の壁を超え、寺院や教会、神社などにも建立されているのは特徴的です。
わかりやすいキャッチコピーに、人種や地域に特定されない普遍的なテーマが、これだけ普及した理由なのかもしれませんね。
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