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宗教は日本で嫌いと言うか、聞くと嫌悪感を持ってしまう日本人も少なくありません。その独特な宗教観について海外の反応は?他にも日本三大宗教やその割合、影響力や公益性2つのランキングを紹介 …
特集はこちらの目次よりどうぞ。↓
第1回 宗教法人の始め方 (付録;宗教団体一覧【2019最新版】)
第6回 危ない宗教団体ランキング
第8回 宗教の種類がわかる4つの基準【日本一わかりやすい宗教の教科書】
第9回 宗教と芸能人の意外な繋がり
第10回 日本の怖い宗教【5つのカルト宗教団体】
第11回 宗教を日本人が嫌いになるたった1つの理由
第12回 宗教のやばい話3選【日本三大カルト】
第13回 宗教が2chで叩かれる3つの理由
第14回 宗教は漫画から学ぶ時代?【宗教漫画9選】
第15回 宗教戦争が日本で起きない2つの鍵
第16回 宗教団体アレフで続く公安の監視
宗教に入っていない。
そう言いながら、日本人のやっていることを見ると、あれもこれも実は宗教行為だったりします。日本では宗教が嫌われているのか、それとも好きなのか真相に迫ります。
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宗教とは
宗教とは人や自然の力を超越した存在、言わば神を中心とする概念の事です。
宗教の英語(Religion)にもあるように、神と人を再び結びつけると言う考え方で本来は神秘的で美しいものです。日本では正月やお盆休み、クリスマスなど宗教的な儀式も生活として文化に根付いています。
一方で熱心な信者や、特定の宗教を信仰しているという意識は低い部分もありますが、日本人の多くは信仰する神は違っても身近に神は存在しているという意識は強い特徴があると言われています。
日本の宗教
日本における宗教の割合は、神道が半分、仏教が半分、キリスト教が1%と言った通説があります。
実際に文化庁の宗教年鑑(平成30年)によると、その割合は大きく外れていません。宗教法人の総数は18万を超え、仏教は浄土真宗が最も信者が多く、キリスト教はプロテスタントが最も多い結果となっています。日本での三大宗教はこの3つです。
一方で、現在の日本では一般的に、どの宗教・宗派を信仰しているかはさほど重視されていません。また自らの信仰を(無宗教を自認する場合を含めて)ことさらに意識することが海外に比べ少ないようです。
実際に2008年に行ったNHKの調査では、おおよそ半分(49.4%)が無宗教と回答しています。様々な機関が宗教に対する意識調査を行っていますが、その多くは割合は違えど日本では人口の半数以上が無宗教が占めるという結果になっています。
日本人は宗教が嫌い?
日本人は宗教が嫌いではありません。
実際には一神教に馴染めないのです。日本は古来から八百万の神を崇める神道という民族宗教によって生活してきました。簡単に言えば、自然の力(森羅万象)に畏敬の念を持ち崇めてきました。日本へ古くから伝来している仏教こそ一神教と多神教の両面を持ち合わせているので、歴史と共に日本人の文化に根付いてきました。
また、新興宗教によるオカルト事件の負のイメージや一方的な宗教勧誘によって、排他性が極めて強い価値観の押し付けなどにうんざりしているだけです。日本人は宗教が嫌いなのではなく、本当は大好きです。
日本人が嫌いになる理由を挙げるとすれば不自然な勧誘そのものなのではないでしょうか。
日本の宗教への海外の反応
日本の宗教観への海外の反応で代表的なものを紹介します。
- 宗教を持っていないといいながら、どうしてみんな神社仏閣に行くのか
- いろいろな宗教を同時に何となく受け入れていることが信じられない
- 教会で結婚し、子供が生まれると神社に行き、葬式は仏教でして矛盾しないのか
- 宗教を持っていないという人が多いのに、なぜあれほど治安がよく街がきれいなのか
このように、海外から日本人は宗教的ではないと言われることが多いようです。
特に、宗教を混ぜる(いいとこ取り)のは信じられないと考えるのが海外の反応です。こういった習慣は日本だけではありません。実際に仏教が日本に伝来する前に、中国の道教思想が強く影響されたように、国にあった民族信仰との融合や独自の解釈は歴史を紐解くと少なくありません。しかし、それは日本の特徴でしょう。
言い方を変えてしまえば、より日本に馴染みやすいものに進化させるアレンジ力が民族としての特徴なのかもしれません。
宗教なんでもランキング(日本編)
日本にある宗教法人で2つのランキングをつけてみました。
日本の信者数による影響力、日本の施設数による公益性、この2分野をランキング形式で紹介します。信者と施設は文化庁の宗教年鑑(平成30年)より抜粋しています。ちなみに、創価学会や幸福の科学などのような文部科学大臣所轄単位宗教法人は含まれていません。
影響力ランキング
神社本庁とは、神宮(伊勢神宮)を本宗とする、日本各地の神社の元締め的な存在です。
その他、仏教は浄土系がおおよそ過半を占めているので順当なランキングでしょう。
- 神社本庁(75,651,052)
- 浄土真宗本願寺派(7,908,818)
- 真宗大谷派(7,780,331)
- 浄土宗(6,021,900)
- 日蓮宗(3,567,047)
- 曹洞宗(3,460,468)
- 立正佼成会(2,609,979)
- 天台宗(1,534,215)
- 真言宗豊山派(1,420,180)
- 出雲大社教(1,264,483)
公益性ランキング
天理教の信者数に換算すると、40人に1人の割合で宗教施設が存在することになります。
あくまで施設の規模や所蔵品などの文化的な価値は度外視したランキングとなっています。機会があれば所蔵品の価値や施設の規模、神社仏閣などに訪れる人数など面白そうなランキングも考えてみます。
- 神社本庁(78,766)
- 天理教(32,417)
- 曹洞宗(14,539)
- 浄土真宗本願寺派(10,167)
- 真宗大谷派(8,516)
- 浄土宗(6,902)
- 日蓮宗(4,661)
- 高野山真言宗(3,598)
- 臨済宗妙心寺派(3,550)
- 天台宗(3,331)
まとめ
宗教が日本で広まらないというより、日本人に信仰の自覚が少ないのかもしれません。
また、自覚が無くても何らかの信仰心は存在しているという実感はあります。日本は島国で、日本人という民族が根底にあるからなのかもしれません。
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あとがき
神道は多神教なのに宗派はほぼ一本化されています。
他の宗教は一神教なのに宗派は多岐に渡ります。普通は逆のような気もしますが、興味深い構図です。
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