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統一教会に入れば結婚できる、婚活としてアリかナシか。合同結婚式で有名ですが、披露宴は別に行えば良い訳で結婚を目的とした入信はどうなのか。最近は宗教も1つのコミュニティで、婚姻率は無宗教より意外と高いのかもしれません …
特集記事の目次はこちらからどうぞ。↓
第2回 統一教会のブログは全滅?カルトだと嫌悪される3つの理由
第4回 統一教会の結婚は婚活にアリ?【合同結婚式の最新事情】
統一教会の結婚に関わるデータは目を見張るものがあります。
婚姻率ほぼ100%、出生率2.1人、離婚率1.7%と驚異的なデータも発表されています。統一教会は誰もが結婚できるため、婚活としてアリか?幸せな結婚が望めるかデータに潜むカラクリを解説します。
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統一教会とは
統一教会は韓国発の新興宗教です。
キリスト教系の新宗教と思われがちですが、実際には仏教、儒教、道教、シャーマニズム等の土着の諸宗教の影響を受けた新ジャンル(オリジナル)の宗教です。
統一教会では祝福二世という考え方があります。簡単に言えば、堕落した人間が自由恋愛によって結婚すると破滅しかないため、統一教会が選んだ人同士が結婚する事で救われる、よってその子達(二世信者)は一般的な人達と違って生まれながらにして祝福されている選ばれた特別な存在だと信仰しています。そのため、統一教会では結婚に関して独特な価値観やルールがあります。
統一教会の結婚
統一教会の結婚に対する考え方は独特です。
統一教会では結婚する前の恋愛や性交渉は禁止されています。また、結婚する相手を自分で選べず最終的な同意のみです。結婚相手を決めるのは、統一教会の二世であれば親が親が統一教会でない場合には家庭部長(世話人)です。いわゆる、日本でも古来のお見合は親同士で結婚の話は済み、結婚が決まってから本人たちに知らされるのが一般的でした。
簡単に言えば、今と違って自由恋愛は禁止され、家同士の結婚という価値観が主流だったという事です。統一教会の結婚はそれらと一味違って、お家柄や経済共同体という日本らしい事情ではなく宗教的な理由で決められるのです。
とは言っても、自分の写真やプロフィールを教団の公式ウェブサイトにアップし、結婚相手の条件を記入します。実際に会ってみて気に入らなかった場合、断ることも可能なので敷居は一昔前ほど高くないようです。韓流ブームの勢いは衰えているものの、韓国籍の男女と結婚したい場合にも希望が出せるようです。
統一教会の結婚式は合同結婚式
統一教会の結婚式は合同結婚式を行うのが特徴的です。
合同結婚式は年1回ほど韓国で行われ、統一教会の年間行事として最も重要視されている宗教儀式です。日本人や韓国人だけでなく、ヨーロッパ、南米、アメリカなど世界中の新郎新婦が集まり、数千人規模(日本人だけでも1000人以上)の結婚式を執り行ないます。
また、合同結婚式には親族も参列しますから会場は数万人を収容できる規模の会場で結婚式がスタートします。日本の結婚式に比べ韓国の結婚式は派手に行う風習があり、統一教会も例外ではなく合同結婚式では様々な催しやアーティストのライブも行わるため、日本で行う一般的な結婚式のような厳粛な宗教儀式とイメージが違うかもしれません。
統一教会の結婚に関するしがらみ
統一教会は結婚に関するしがらみは覚悟した方が良いでしょう。
祝福二世と呼ばれるように、両親や両家の期待を一身に背負った結婚だという事を忘れてはいけません。一般的な結婚にも同じような期待はある訳ですが、統一教会の結婚では明言されているため、代々と統一教会に身を捧げる覚悟が必要です。途中で改宗したり、脱会する事は先祖代々にまで影響するタブーとも揶揄され、離婚でさえ通常の結婚よりハードルは上がるでしょう。
結婚したい男女の新たな婚活になるか
統一教会では結婚はして当たり前です。
結婚するかどうか、結婚できるかどうかなどは悩む必要もありませんし、実際に結婚する事に困る事はありません。問題は結婚した後の宗教的なしがらみと現実的な問題とどう折り合いをつけてゆくかでしょう。基本的に統一教会では多くの信者が若いうちに結婚します。
一般的に婚活を必要としている人は、適齢期間近か過ぎてから現実と向き合う訳ですが、手っ取り早く結婚したい、どうしても結婚したい、結婚したいが色んな意味でもう余裕がないなど婚活の最終手段として統一教会の結婚に頼るのはアリかもしれません。現在のマッチングシステム(2009年以降)を使って、概算で約3500名が結婚していると言われています。
婚活目的で統一教会に入信したい場合
統一教会で祝福を受けるには、ある程度の条件が必要となります。
修練会と呼ばれる泊まり込みの勉強会(4日間、7日間、21日間など)に参加し、信仰を固めていくことが一般的です。結婚は重要な宗教行事であり軽い気持ちではいけない事を理解しなくてはいけません。結婚の希望者は、申請書、戸籍謄本、健康診断書、最終学歴証明書、お見合い用の写真(顔、全身)、そして告白文を提出するのが通例となっています。
統一教会の結婚では、所属する教会が身元保証をすることになり、結婚相手を選ぶ上で確かな情報を求めるため細かくチェックされます。書類が全て揃い本部のチェックを通過すると、統一教会のマッチングサイトにプロフィールと写真が公開されて相手待ちの状態となり、準備完了です。
まとめ
統一教会だからと言っておかしな信者ばかりではありません。
昨今では多くが二世信者で、親から信仰を与えられるため熱心な宗教活動をしている若者はそう多くありません。他の新興宗教と違って、結婚というテーマが宗教儀式として存在する教団は統一教会の他にないため、偏見を持たず訪れてみるのも手かもしれません。
次はいよいよ総集編です、こちらからどうぞ。↓
あとがき
統一教会は結婚は自由恋愛でないため条件など絞る事は出来ません。
最終的に結婚に同意するかどうかは本人同士ですが、結婚相手は親同士が決めます。勿論、両親は子の幸せを願って自分たちの結婚生活の経験を元にして選ぶ訳ですから、お見合いでも仲人というプロが結婚相手を選ぶように、ある意味では自分で結婚相手を選ぶより合理的だと言う意見にも一理あります。
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