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この記事はえらてんチャンネルのYouTubeの内容を文字起こした記事になります。こちらの記事で紹介した動画は、記事の最後にリンクしています。個人的に大好きなYouTubeチャンネルの1つで、歯に衣着せぬ物言いがたまりません。動画を見るほど時間が無い人はこちらの記事が役に立ちます。えらてんチャンネルで他に文字起こした記事はこちらのカテゴリーよりご覧ください。
宗教.jpでも幸福の科学の特集を組みました、興味ある方はどうぞ。↓
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今日はですね、Twitter経由でメッセージを頂きまして、幸福の科学の元信者の方で活動歴も長くて幸福の科学の裏事情に詳しいということで、色々お話を聞かせて頂けるという事で、お名前は匿名希望2号さんという事で、1号は前の動画に出ていらっしゃるので、後音声も変えておりますけれども、じゃあ本日は色々聞いていきたいと思います。宜しくお願いいたします。
宜しくお願いいたします。
目次はこちら
幸福の科学の裏事情
まず自己紹介と言いますか、今何歳くらいでどういう経歴で、幸福の科学のかかわり、どうして入ってどうして抜けたのか、そのあたりのことについて教えて頂けますでしょうか。
年齢は40代前半です。会社員をやってます。入会のきっかけは書店で太陽の法という大川総裁の主著にあたるものだと思うんですけど、当時中学生の頃に書店で見まして、それで興味を持ったのがきっかけです。
いつ頃入信されて、いつ頃脱会された、その間どういう活動をしてたか教えて頂けますか?
入信したのが高校生くらいの頃だと思うんですが、割とその後は結構のめりこんで活動してまして、それから延々と活動し続けて2009年に幸福実現党を立党して選挙で負けて、その後色々な事が会の中でもあって、また総裁の離婚問題等々ですね。その頃に色々な疑問と言いますか、今までやってきたことなんだったんだろうなという反省っていうのがありまして、会と距離を置くようになりました。明確にいつ辞めたという宣言はしていないんですけれども、今は会の活動には完全に参加していないという状態です。
幸福の科学の活動をかなり長い間やってらっしゃったって事だったんですけども、会の活動というのは具体的にどういったことになるんでしょうか。
基本的には総裁の書かれた経典、これを多くの人に読んでいただいて、そして信者になって頂くというのが基本的な活動になると思います。
具体的に何曜日にとかっていうことは…
特に何もないですね。強制とか縛りみたいなものはほとんどなくて、そういう意味では自由な教団なんじゃないかなと言う風に思います。
幸福の科学とは
長年活動されてく中で、幸福の科学というのはどういった宗教、宗教としての特徴を教えて頂けますか?
一言でいうと、大川隆法総裁が至高神であると。こういう認識のもとに大川総裁に対して絶対の信仰を誓う、結論としてはその一点につきると、言っていいんじゃないかなと思います。至高神っていうのは何なのかってことなんですけど、さまざまに神々がいるという前提に立って、それらを指導して統括するさらに上の神様がいる、そしてそれは宇宙の創造神なんだと。それが至高神と言ってエル・カンターレっていう風に言われている。それが人となって現れたのが大川総裁であると。これを信じなさいという一点に尽きるかなと思います。
特にその霊言というんですか、大川総裁が守護霊を呼び出したと仰って、私は真偽がわからないので保留してますけれども、守護霊を呼び出したということを仰って色々な芸能人であるとかの守護霊を宿して喋るという事でそれが結構有名だと思うんですけど、それとその教義というか、あるいは教団の発展との関わりという所について教えて頂けますでしょうか。
まず先程大川総裁が至高神であるという事を言ったんですけども、教団の設立当初から大川総裁が至高神であるという風な事で立ち上がった宗教ではなかったんです。
幸福の科学の始まり
そうなんですか。というと幸福の科学はどうやって始まった宗教なんですか?
まず最初に幸福の科学が一番主だった活動をしていたのは、歴史上のキリストであるとかブッダといったような人たちの霊を降ろしてそれを言葉にする。現代もそういった霊神たちがメッセージを発していると、これが幸福の科学が一番創成期に中心的に行った活動だったんじゃないかと思います。最初の段階では大川総裁は至高神エル・カンターレであるという事は強調されてもいないし、そういう風に言及されてもいなかったと思います。
単に霊を降ろす人、イタコのような感じだと。
そうですね。様々な霊を降ろせる私はそれなりの者でしょうという事で、当時そういうオカルトブームだとかが元々あったので、そういった顧客層といいますか、元々興味がある人達を取り込んでいって急速に勢力を伸ばしたというのがそもそもの始まりだったと思います。その中で転機になった事があるんですけれども、高橋信次さんっていう幸福の科学の方であれば絶対に知っている方なんですけれども、この人も霊言っていうのをやる人だったんですね。
その方がいらっしゃるGLAという宗教があるんですけれども、そこに当初は幸福の科学は親しくしていて、高橋信次の大復活みたいな霊言をたくさん出しまして、高橋先生が復活されてるんだという事で、どちらかというと最初は大川総裁は高橋さんの権威に一歩引くというか、そう言ったところからスタートしました。ただ段々霊言の数も増えて、信者の数が増えるにしたがって大川総裁と高橋信次さんの関係っていうのは対等の関係になっていって、最終的には高橋さんは傍流であるという事で幸福の科学の歴史の中からは消えていったという事があります。その時に太陽の法っていうものも大幅に内容が書き換えられまして、今までの話は何だったんだという事になって、かなり多くの信者が離れていくこともありました。
霊言を総裁が頻繁に行っていたのはその時期なんですね。その時期に私はエル・カンターレであると、至高神であるという風に宣言をして、教団の礎が固まりました。そしてその後は、当時フライデー事件とかいうことで世間をにぎわせていましたが、当時やっていた大講演会であるとか世間に対してデモをしたりだとか、そう言う大きな活動っていうのはどんどんなくなっていって、総裁自身も霊言もしなければ信者の前で直接説法をするっていう機会もほとんどないという時期が10年間くらいありました。
大川隆法の霊言
というとつまり霊言というのはずっとしているようなイメージがあるんですけれども、最初期と最近になって復活されたということなんですか?
その通りです。これ以外と皆さんご存知ないというか、大川総裁と言えば霊言という風に多分皆さん思っていらっしゃると思うんですけれども、会の中での認識としては全然そうではなくて、霊言というのはオプションとしてついているようなもので、最近になって非常にまた復活してきたという感じですね。
霊言は一時期なされなくなったという事ですけれども、なぜ大川総裁は霊言をしなくなったのか、あるいはなぜ今になって霊言を復活してきたのかという事を、これは想像というか一信徒の立場という事だと思うんですけれども、お考えがあれば聞かせて頂けますか?
霊言をしなくなった理由という事に関してはちょっと想像の域を出ないとこがあるんですけれども、基本的には信者の数も増えて霊神たちを降ろすっていう形で総裁の権威を示すと。これが格別必要なくなったんで、総裁の基本的な教えですね。例えば愛・知・反省・発展って四正道っていう基本の教えがあるんですけれども、基本的にはそういった教えをベースにやっていこうという事で、その後は長らく続いていきました。
いわば守護霊を降ろすイタコみたいなちょっとキワモノ宗教と言ったらおかしいんですけれども、キワモノ宗教の域を超えてより教団を発展させていこうという意思があったんではないかという事ですね。
そうだと思います。経緯を見るとやはり教団が大きくなっていく過程で非常に頻繁になされたという事は事実としていえるんじゃないかと思います。
霊言復活のきっかけ
その後10年くらいの期間を経て霊言が復活されます、その復活の意味というか内容的な変化であるとか、どういう理由とかその辺はどうお考えですか?
復活に関しては明確にきっかけがありまして、先程高橋信次さんのお話を下と思うんですけれども、当時そういった事があって決別した人たちの中で霊言という事を独自にやっている方っていうのが中にいらっしゃったんですね。その人たちが頻繁に霊言を行って、その中で会ともちょっと関わりのある内容という事もあったので、一部の信者が迷っていると、で、これはいけないという事で、じゃあ本物を見せようという事で再開したのが一つのきっかけです。
元々GLAから獲得した信者が幸福の科学の中にいらっしゃって、後継者の高橋佳子さんが霊言をされるようになったりして、一部幸福の科学から離反する動きがあったと、その時に大川総裁は自分こそが霊言を降ろせる人間であると示すために復活したんだと。その時は新規の開拓とかも含めて、芸能人とかを中心にやるようになったのでしょうか。
1個、ちょっと誤解があるといけないので申し上げたいんですけれども、先ほど言った分派の人たちっていうのはGLAとは現在直接関わりはない人たちだと思うんですね。幸福の科学の中に居て外に出て行ったという形であって、高橋佳子さんが対立する何かをされてるっていう事ではないです。ちょっとこの点誤解があるといけないので。
一部の霊言が亡くなって迷った信者というのが離れそうになっているのを見たというか、選挙の負けとかもあって、その中で引き締めと言ったらおかしいですけれども、自分こそが霊言を降ろせる権威なんだよっていう事を示すために復活されたんじゃないかと。
そうですね。これは総裁自身もそのように言っていたので、そうだと思います。
幸福の科学の女性問題
じゃあですね、この前の幸福の科学の別の信者の方にインタビューしたときに、今回の宏洋さんの離反というのは元々かなり多くの方が知っていたという事でそんなに混乱は起きていないんだけれども、前奥様の恭子さまの離婚の時というのはかなり混乱があったと。で、ご自身もその混乱の時に心が離れたという事を仰っていましたけれども、大川総裁はその後若い奥様と結婚されていて、外部の野次馬目線から申しますと、何か女性とのスキャンダルがあったのかなという風にゲスく想像してしまうものなんですけれども、大川総裁の女性スキャンダルとか、あるいは離婚についての情報と言いますか、長い事活動されてきた中でどうでしたか?その、離婚の時がどうだったかというのが一つと、それがどう評価されているのかという事。あるいはそれに至るまでの女性スキャンダル一般というんですか、その辺を教えて頂いてよろしいでしょうか?
1号さんも言われていた事でしたけれども、前妻の恭子さんの離婚騒動の時っていうのは、まさに寝耳に水という感じでした。それまで女神だという形で言われていて、彼女を基本的には賛美する内容のものを総裁自身もたくさん書いている中で急に、いやあれは実は恭子が勝手に言っていた事だとか、私はあえて詮索しなかったんだみたいなことを急に言われても、ついて行けないというか、これ普通の反応だと思うんですが、それは非常にビックリしたって事がありました。それ以前にも離反のお問題っていうのは数限りなくあったんですけれども、流石に家族というか、総裁の子供を5人も産んでいる妻ですね、そう言う意味ではどんな妻であったにせよ、共にしてきた人をああいった形で永遠追放にしてしまうのは非常に驚きました。
もう一つ、女性スキャンダルの問題なんですけれども、これはわたし自身が現場をその目で目撃したって事ではないので、推測の部分がどうしても含まれてしまう事ではあるんですけれども、総裁の女性問題って事に関してはそうした噂っていうものはかなり早い段階から常にあちらこちらであったというのは正直ありました。ただ、総裁の女性問題っていうのはかなり限られた人にしか起きないっていうのが一つ特徴としてありまして、例えば信者の中で女優さんもいたり、非常にきれいな人が居たりということはあるんですけど、基本的には出家信者の女性の方としか、そういったうわさっていうことはこれまでに起きてきませんでした。
女性問題の共通点
大体総裁の秘書になったりとか、総裁が住んでる大悟館というところがあるんですけれども、そちらの方に総裁と一緒に生活をするっていう事の中から、大体そういったうわさって事がやはり起きてきて、教団としては何しろ総裁は至高神ですので、信者がそういう事について疑いを持つって事は基本的にはないし、教団の中でスキャンダルになることも基本的にはない事なんですけれども、それでも噂は常に聞こえてくると。常にそういった状態だったなという風に思います。
大悟館というと大川総裁が住まれている建物の名前ですが、家族以外にも一緒に住んでる方がいらっしゃるんですか?
はい。出家信者の方で宗務と言われる部門があるんですけど、男性女性両方いらっしゃるんですけれども、総裁の身の回りのお世話をしたり、総裁のご家族の様々な生活面での面倒を見たりというような方々がいらっしゃって、共同生活って形になってるんですね。
奥様以外の女性の方も一緒に住んでると。
はい。一番気になるのは、前妻からその後すぐにお子さんたちと歳の変わらない新しい奥さんと再婚したんですけど、これもまた突然の発表で、私は総裁の今の奥さんというのも直接知っていますので、とてもビックリしたんですけれども、その時の結婚会見というのがあって、その中で信者向けに総裁がお話をされたことがあったんですね。その話の中で言われていたのは、宏洋さんがある朝いきなりやってきたと、いい加減にちゃんと結婚を発表したらどうだという風に宏洋さんが迫ったというんですね。
それは離婚されたあとですか?
そうですね。それでそういう声もあることだから、ここらで今後の事も考えて発表することにした、という事を信者向けに語っていたので、信者はそういったことをあまり詮索しないというか、不思議に思わないんですけれども、おそらくこの話を外部の方が聞いたら大悟館の状況っていうのがどんなふうになっているかっていうのは、どうしたって想像して余りあるものがあるんじゃないか。
確かに日常的に大悟館の中で性交渉が行われているような印象を受けるという事ですね。
そうですね。そして絶え間ない噂というのもありますし、総裁のそばにいらっしゃった方で、これまで唯一大川家の家族ではないけれど、大川という法名をもらった方がいらっしゃる。その方の過去世がどうという話まで色々伝わっていて、さらにその時に神秘の法という映画が公開されたんですけれども、その映画の中でモロに主人公と大川さんと目される女神が、心を通わせるんだけど泣く泣く別れるというシーンが描かれているんですね。
大分私物化というか…
そうですね。信者は本当に疑問に思わない、全く疑問に思わないし、ある意味で慣れっこになってしまっているというか、離反騒動についても慣れっこになっているし、総裁であるんだから至高神であるんだから深いお考えがあるんだろうという事で、職員さんたちも薄々感じているけれども、あえて思わないっていう状況何じゃないかなっていう風に思います。ただどうしたって詮索されるようなことをわざわざやってるとしか思えないというか、そう言ったことが非常に多いなと思います。
大川隆法の長男 宏洋氏が言う「ある情報」について
ご存知の方も多いと思うんですけれども、大川総裁の息子さんの宏洋さんがYouTubeに動画を投稿されていて幸福の科学と決別するような内容の動画をアップロードされていて、幸福の科学からの攻撃が終わらないんであればある情報を公開すると言うようなことを仰っていて、それが何なのかという事を気になる所だと思うんですけれども、そもそも霊言がなぜ信じられるのか、普通に言えば適当に言ってるんじゃないかとか思われてもおかしくないんだけど、これだけ多くの信者の方が霊言は正しいんだという風に信じていらっしゃるところを見るんですね、そこらへんにある情報というのがあるのではないかという事を仰っているので、それを教えて頂けますでしょうか。
宏洋さんがある情報を公開すると言っている情報が何なのか、これは私にはわかりません。もしかするとそれは総裁というよりも、特定の職員さんの不祥事かもしれませんし、それはわからないんですけれども、教団内にどんな疑惑が考えられるかという事なんですが、以前霊言が新しく復活したときにその後で会内で総裁が職員さんを対象にした公開霊言をやった事があります。
内部向けのということですね。
そうです、内部向けの。職員さんの守護霊を呼び出して、さまざまな事を語らせるという事をやったんです。そしてその時に霊媒の役をやっていたのが前妻の恭子さん。
大川総裁は霊言という風に仰っているんだけれども、毎回大川総裁が語るわけではなくて、前妻の恭子さんであったり、あとはどなたがいますか?
職員のかなり格の高い人であったり、それから私は直接見てはいないんですけど、それこそ宏洋さんもやられていたという事は聞いています。
宏洋さんも大川総裁が誰々の霊を降ろすと言って降ろして宏洋さんの口で霊言というのを言っていたこともあるという事なんですね。
はい。私が直接確認していないので分からないんですが、そう言った事は充分ありうることだろうなと思います。信者が何で信じるのかという事なんですが、ゴーストライターがいたりとか、いかにもヤラセであるというような口裏合わせがあるとかは、少なくとも信者の側からすればほとんど感じることができない。つまりどういうことかというと、一発撮りなんです。これは総裁の説法とかもそうで、基本的には語った物はそのまま書籍になる。これはすごい事だと思うんですけど、そう言う形でやってますので、ましてや信者であればそれが嘘だって風に思えないんですね。これがまず一点大きいところとしてあると思います。そしてもう一つ例えば霊言が多様であるとか、いろいろな霊神をこれだけ出せるのはいないだろとかっていうことは、やっぱり教団側が言う事なんですが、職員の方を対象にした霊言の公開の時っていう時にはその職員が五反田のどっかの風俗に遊びに行ったというような事を恭子氏の口から出てくるんですね。
秘密の暴露が霊言で行われると。
はい、そうです。本人にしか知りえないようなプライベートな情報まで出てきてしまってその人はボロ泣きしていると。そういう動画を見せつけられると、結構多くの人が信じちゃうんじゃないかと思います。その上で問題なのは、それだけ総裁の近くで霊媒までやっていた恭子氏が、なぜあのような形で離反していくのかという事なんですよ。宏洋君も間違いなくそういった仕事をしてきているはず。内幕は全部見てきてるはずなんですね。そしてご存じのような形で反旗を翻していると。宏洋君がこれまでの離反騒動と違って非常に特別な意味を持っているというのは、これまで離反した方々というのは大体分派を作るみたいな形だとか別の宗教を立ち上げるとか、あとは何か独自で霊言みたいなことをやって少数の人を捕まえているとか、そう言った方たちがほとんどだったんですね。ところが宏洋君は完全に教団と縁を切って自ら退路を絶って昂然と教団を挑発していると。俺は全部を知っているぞという形で挑発している。その中には本当に出てくると教団の根幹にかかわるような、そう言ったことが含まれるんじゃないかって事は私も感じています。
私も内情がわからないので憶測の域は出ないんですけれども、例えば霊言が本当に霊を降ろしていて勝手にしゃべっちゃうという状況だったら、神様かもしれないと思いますよね普通は。でも宏洋さんの場合は、私は神様だと1回も思った事がないと言っていますよね。
その通りです。
それはちょっとおかしいというか、なかなか面白い現象だと思いますよね。
霊言の真偽
もしその霊言っていうのを本当にリアルに体験していて、総裁のホームページなんかにも書いてある通りの、全人類史上前代未聞の霊能力というような事がその通りであるとしたら、何故宏洋君はあそこまで離反できるのかという事は当然疑問に思うんですよね。彼の表情を見ていて、恐れというのは全くないですね。そしてその恭子氏に関しても、そう言ったことをずっとやってきたのに、もし総裁の言ってる事が真実だったら本当に地獄行きなのに、全く恐れ慄いてる節はないと、これはかなり教団を揺るがす根本問題を含んでるんじゃないかっていう風に多くの人が感じるところなんじゃないかなと。信者は総裁は至高神だという事で、ある意味では考えが止まっていますので、それ以上に疑問に思わないし、何かあっても深いお考えがあるという事で、そして総裁自身が説法全て信者の前で一発撮り。様々な政策に関しても縦横無尽に展開して色んなアイディア、提言を行っているという事で信じ切っていますから。ただそれだけでは通らない問題っていう事があって、その中には女性問題であるとか、一体霊言っていうのは何なのかとか、教団、総裁の人格という所にも根幹にかかわる問題があるんじゃないかなと思って、今非常に重要な時期に来ているんじゃないかなと思います。
この件については私はどうとかっていう評価をするつもりはないんですけれども、確かに霊言が本当であればあそこまで離反できる理由がなさそうであるというか、自分の体験というのはかなり強いもので、この前オウム真理教の元幹部の方にも出て頂きましたけれども、自分の体験として神秘体験をしてしまうとそれは抗いようもないことになってしまうという事で、先程の職員向けの霊言とかもやるので、それでも恐れ慄いてしまうという事を仰っていましたけれども、仮にそれが仕込みであったとすればそもそも霊言を中心として信者を獲得してきた、幸福の科学という教団の根幹にかかわりかねないという事になるわけですね。
そうですね。私も正直言ってこれに関して決定的な事を言える立場じゃないので、今までの起こったことをそのまま述べているだけなんですけど、ただ今後そういったことがやはり問われてくる時期に入ってきたと感じています。
幸福の科学の今後
すみません今日は色々ありがとうございました。幸福の科学について今後というか思う事というのはどういったことがありますか?幸福の科学の本体からは離れているけれども、中にたくさんのご友人もいらっしゃって、良い面も勿論知っていらっしゃる立場として今後の幸福の科学、あるいは教義と社会、そう言ったことについて教えて頂けますか?
幸福の科学のまず良いところ、非常に西洋と東洋の融合であるとか、宗教と科学の和合であるとか、非常に大きな世界観を打ち出して常識にとどまってはいけないよと、小さい事ばかり考えちゃいけないよと、それを言いきったという所は評価していいところなんじゃないかなと私個人は思っています。
ただ大川総裁が至高神であるという事の中には、例えばキリストが我が父という風に呼んだのは、エル・カンターレの事であり、この大川隆法の事であると言い切ってるんですね。そうしますと、大川総裁がもし嘘つきでないんだとすれば、つまり真実を語っているならば自動的に全キリスト信者は幸福の科学に入信しなければならないという事が帰結するんですね。
信じている人はそういう論理で信じているのでそれに基づいてそれが正義という過程で行動するんですけれども、その認識だけで社会とやっていくっていうのはかなり無理があるなと思うんですね。相手の立場を本当に意味でどう尊重するのかっていうのが示されていないという風に思うんですね。ですので宏洋君なんかも会内用語だけで喋っているという事を言っていて、例えば総裁が清水富美加を好きだと言ったらみんなそう思わないといけないみたいなことを言ってたと思うんですけど、そういう教義があるって事ではないんですね。
ただ総裁が至高神であるとすると、絶対にこうなるって事があまりにもストレートに帰結しちゃうので、それ以外の事を信者としては考えることが多分できないと思うんですね。そしてそれがわかっている人たちだけでつながっていく。そうすると、信者としては不本意かもしれないんだけれども、外部の人間から見ればまさに宏洋が言ってる通りの批判といいますか、会の中だけで分かっていて君たちまだわかっていないんだよと。これは必ずしも幸福の科学だけの問題じゃないかもしれません。ただ今後幸福の科学が社会に浸透していって、より大きな団体になっていくときには、この問題っていうのは避けて通る事ができないんじゃないかなと。どんなふうに社会とやっていくのっていうところが今後問われてくるかなという風に思います。
すみません今日は長々とありがとうございました。あまり知られていない内部情報というか、特に霊言は私は大川総裁だけがやっていると思っていましたので、そうじゃなくてというところで、そうすると色々宏洋さんが握られてる情報というのが大きな意味を持っているかもしれないという事で、非常に勉強になりました。長々とありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
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