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この記事はえらてんチャンネルのYouTubeの内容を文字起こした記事になります。創価学会の公式HPはこちらからどうぞ。こちらの記事で紹介した動画は、記事の最後にリンクしています。個人的に大好きなYouTubeチャンネルの1つで、歯に衣着せぬ物言いがたまりません。動画を見るほど時間が無い人はこちらの記事が役に立ちます。えらてんチャンネルで他に文字起こした記事はこちらのカテゴリーよりご覧ください。
宗教.jpでも創価学会の特集を組みました、興味ある方はどうぞ。↓
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目次はこちら
創価学会の実情を暴露
今日はですね、創価学会のエリートという事でばるへさん(Twitterはこちら)、来ていただけまして、色々創価学会の内部事情みたいなことを聞いていきたいと思います。宜しくお願いいたします。
宜しくお願います。
実は前回創価学会の現役幹部にインタビューという動画をあげてたんですけれども、創価学会本部からクレームが入ってしまって、残念ながら現在非公開となっておりまして、見れた方はおめでとうございますって感じなんですけれども、ばるへさんはどういう立場というか、現役の幹部だとちょっと色々コンプライアンス上の問題が生じるということだったんですけれども、現在創価学会での役職はあるんですか?
私は役職は無いですね、無いというか教団内の話になるんですが、創価学会は戸籍のようなものがございまして、つまりこいつはこの部のこのグループのここに所属してるみたいなのがあるんですよ、住所みたいな感じですね。で、私イスラエルに長い間住んでたもので、その住民票みたいなものを抜くっていう作業をしたんですね、つまり日本じゃなくて海外の組織に居ますよっていう風に住民票があるんですね。
創価学会内の住民票というのがあるわけですね。
そうです、当然住民票は日本に帰ってきたら戻すのが筋なんですけど私はまだやってません。つまり私は日本には存在してない事になる。創価学会的には。
経歴というかを簡単に教えて頂いてよろしいでしょうか。
はい。関西創価小学校、創価学会が運営母体の小学校・中学校・高校というのが関西と関東、東京と大阪ですね、それがございまして、私そちらの大阪の方の小学校と中学校、高校一貫教育なんですが、それとそのまま大学ですね、東京の…
創価大学?
そうですね。卒業しました。
それはご実家が創価学会の会員だったんですか?
私3世ですね。
なるほど、じゃあおじい様から創価学会員という事ですね。
そうですね。その代から、祖母が一番初めだったんですけど我々の一族で、はい。
創価学会の内部事情
創価学会の内部事情みたいな話を色々聞いていきたいんですけれども、創価学会の家庭で特別にやる事っていうのはどういう事があるんですか?
どれくらいの宗教心というか信仰心というか実践をしてるかにもよるんですが、一般的には唱題という題目を唱える、つまり南無妙法蓮華経。仏壇に向かって。まずこれが一つですよね。他にはもうちょっとアクティブなメンバーになると、定期的に集まりに参加して宗教教義を勉強したり、
いわゆる座談会というやつですね。
座談会ですね。
創価大学まで出られて、学校教育の中での創価教育というのはどういう特別な事があったんでしょうか。他の学校と比べるというのは難しい話だと思うんですけれども、特別なこういう事が珍しかったり、今になって振り返って思う事って教えて頂けますか?
はい。たくさんあるんですが、私が小学校のころ、毎朝聖教新聞ございますね?
聖教新聞ですね、創価学会の機関紙ですね。
そこで池田大作先生の小説であるとかが連載されているんですね。それを毎日切り抜いて持ってこい。
あぁ、切り抜いて持ってくる、なるほど。
で、ホームルームで読み合わせる。忘れたら怒られる。怒られました。
なるほど、池田大作先生の連載を毎日新しいやつを読むと。他には何か?
これ言っていいのかちょっとわかんないんですけど、中学校、高校とかになってくると学内に仏間があるんです。結構大きなやつ。1学年入れるくらいの大きさぐらいのものですかね。
それは体育館の中に、体育館全体が…
体育館じゃなくて、一つの大きな和室みたいなものが校舎の一角にございまして、例えば学年集会的なものをそこで開くとしますね、一応仏壇があるので三唱してから始めましょうとかですね。あと昼休みでご飯食べてみんな暇じゃないですか、やることないじゃないですか。やることないからちょっと…
へえ、そうなんだ。やることないときは題目を唱えに行くと。
大変生産的。
生産性が高い。最近話題の言葉ですけどね。みんな親御さんが創価学会員だと思うんですけど、みんな本人たちも凄く熱心な創価学会員だったわけですか?
もちろんその濃淡はあるんですが、創価小学校、中学校、高校とかではクラスカースト的なものの中で、当然ヒエラルキーというものがございますよね。
スクールカーストみたいなことですよね。
そうそうスクールカーストですね。勉強できる奴が上とか、その中に信仰という軸があるんです。
普通だったらスクールカーストだったらカッコいいやつがみたいな事なんだけど、
勉強できる奴とかね。サッカー部とか。それに加えて信仰がしっかりしているとか、あるいは公式の行事の活動を頑張っているとかだとカーストがあがるんです。
要するに青年化なんとか党とかっていうと学内カーストが上がるんだ。
そうです。だから勉強できないやつでも、スポーツできないやつでも、それを頑張っていれば人権が生まれる。
なるほどね、それは面白いですよね。何というか信仰心が熱いっていう事がもうカッコいいみたいないう風になってるんだ。
そうですね、評価軸としては。
男女共学ですよね。
男女共学です。
創価学会のお金事情
創価学会のお金みたいなことを結構皆さん気になっていると思うんですけれども、例えば高額のお布施があったりだとか、どういう風に教団運営は維持されてるんですか?信者の個人がどういう風な形で教団に対してお金を出したりしているのかとか、そう言ったことを教えて頂けますか?
まずはですね、聖教新聞が大事です。聖教新聞が一番大事です。
皆聖教新聞を…月いくらとか、月4000円くらいですか?あれは。
3000円しないくらいでしたかね。それがまず一番基本的なものというか、それが定収入になるのでそれが一番大事ですという風に言われています。あとは分かりやすいのは年末ですね。年末にお布施をやろうみたいなのが年一回あります。そこで例えば10万単位のお金とかをお布施すると。当然多ければ多いほど一応偉い人とみなされる。
例えばね、沢山のお布施を出した人は家を礼拝堂にしちゃうみたいな、家で座談会をして、座談会を行われる家は何とかとして認定されるみたいなお話を聞いた事ありますけど…。
それはあんまりお布施とは関係ないかも。あんまり関係ないです。家で座談会をしてもいいよというのは誰でも可能で、それをやったら学会の中で感謝される。
皆に感謝されて、それこそスクールカーストがあがるみたいな。
そうです。模範的な。
模範的な信者になるわけですね。大体どれくらいのお金を皆さん出すものですか?
公表するようなものじゃないので一概に言えないんですけど、まあ10万単位のが多いかなと。
10万、20万、30万。
100は経済状態によりますけど結構出してるなーという感じは。
100の人はすごい出してるなって感じ。
結構出してるなって感じはしますね。
基本的には聖教新聞とその年末のお布施。
そうですね、基本的にはあんまりお金かかりません。
出さなくても白い目で見られるとかって事はない訳ですか?
そうですね、貧乏人が始まりだったのでそんなに。
そうですよね、経緯としてはそうですもんね。
はい。
創価学会についての噂って本当?
結構創価学会ってバッシングされてるじゃないですか。例えば創価学会ってグーグルで検索すると「嫌い」とか。その辺に関してどう思われますか?というか。
その批判が当たっていることも当然ありますし、それは内部で反省をしなければいけないところだとは思っています。
どういうとこが当たっててどういうとこが当たってないとかって思われた事あります?
創価学会外部とですね、我々内部と外部という語を使いますけど、
創価学会の人は内部で、それ以外の人は外部という事?
そうですね。内部と外部をきっちり分けて、外部の人に対しては猜疑心が強いというか、あんまり信用しないというか。内と外を本当に区別する。で、内と外で言ってる事やってる事は結構変えたりですね。だから内情が外部の人にはわからないし、 正しく伝わらないし、プロパガンダしか流れてこない。
都合のいい事ばっかり。
都合のいい事ですね、教団に都合のいい事あるいは脱会者とか嫌いな人の一方的な悪口とか、あんまり生産的でないような批判類が多かったです。だから中立とか言説がかなり少ない。内部にしても外部にしても。
池田大作先生の批判っていうのは内部では絶対されない?
出来ないですね。雰囲気としてできないですね。したら多分えらいことになります。
スクールカースト下がっちゃうとか…。
出禁ですかね。
出禁なるほど。そういったところは外部から批判されるのは結構当たってる部分はあるのかなみたいな、風通しが悪いみたいな事ですかね?
風通しは悪いですね。それは私もそう思います。政治にも影響力は強いわけですから、外部の人が色んな疑いを持ったり、何かよくわからない、何か怖いものだという風に思うのはもう無理も無い事かなという風に思いますね。
逆に当たってない批判とかっていうのはどういう風な事がありますかね?
まず金関係は、あんまりお金かからないんですよ。今言ったみたいに。創価学会。別に年末のお布施も別にしなくてもいいので。
めちゃくちゃに集金してるっていう事は無いと。
無いですね。清廉潔白っていうのを結構重んじる。お金に関してではですね。会員内の金銭貸借は現金。
お金の貸し借りダメっていうね。
絶対ダメ。
絶対もめるからってことですよね。その辺は凄くキレイにやっているという事ですよね。
お金はかからないです。いいですよ。どうですか?
考えておきます(笑)
創価学会の勧誘について
あと勧誘が激しいみたいな事もよく言うと思うんですが、選挙の前に電話かけて、まあ選挙の前に電話をかけるのは私は熱心な選挙活動だなという風に思うわけですけれども、その辺どうですか?
私個人の意見としてはあまり公明党の政策に反対するような意見は創価学会の内部ではかなり言い難い雰囲気になっているんですね。
なんか最近ちょこちょこ出だしたりしますけどね。
憲法の問題であったりとか、
法制とかね。
法制とかですね、そのあたりがかなり言い難くなっておりまして、割と盲目的に公明党入れろ公明党入れろと、なぜかというと公明党は正しいから。論拠を示さないとか、自分の意見を示さない。他の政策と比べて公明党に入れると言ったエビデンスに基づいた説得というのをほとんどしないっていうのはまず良いんじゃないかなという風に思います。
ここの政党が良いよとかっていうのは選挙活動の自由だけれども、とにかく自分が信じてるからいいから入れてくれっていうのはかなりまずいんじゃないかと。
ちょっとまずいんじゃないかなと思いますね。
勧誘の方はどうですか?いわゆる宗教勧誘。創価学会に来ないかっていうのがしつこいみたいに言われるのはどうですか?
そうですね、これも創価学会会員の年代とか、その人が生きた時代によっても変わるんですけど、基本的にはうざいですねぇ。ただ、結構大事なところなんですけど、創価学会の論理では、救済の話ですね。救われる、救われない、その人が幸せになれるとかその問題に密接にかかわっていて、例えば創価学会を信じちゃえば幸せになれる、成仏できる。じゃあ何故それを例えばえらてんさんとかに私が言わないのか。これは慈悲がない。
なるほどね、自分がこれをやれば幸せになれるっていうのを知ってるんだったら人に言った方が良いだろうと。自分がもしそれを言わないとすれば逆に幸せになる方法を知っているのに教えないという事で、それこそが悪い事だというようなロジックなんだ。
そうです。みすみす地獄に落ちていくやつ、友人を何故救わないんだというロジックはあって、これはなかなか強烈、強力なロジックですね。
そういう風に自分が信じている方からすれば、人に知らせてあげないとかわいそうみたいなね。そういうようなロジックっていうのもその人の中で成り立つのもわかりますね。
それは布教をドライブさせるかなり強力なロジックだと思って。これは他の宗教よりもこのロジックが有効に働いてる、救済つまり究極的な人の心とか魂が救われるとか、幸せになるならないとかでもいいですけど、それにかかわるものという意識がすごく強いです。
教団を大きくしようとかっていう、信じてないやつでもとかっていうような事ではなくて、自分が本当に幸せになったからこれを教えてあげたいみたいな気持ちが強い人が多いんだ。
出発点はこの目の前の個人の幸福です。出発点としては。
なるほどね、宗教一般に言える事ですよね、それ結構ね。創価学会は結構それが強いっていう事になるわけですね。大乗仏教だという事もあるとは思いますけれども、大乗仏教というのは他の人を救ってこそ成仏できるみたいなね、考えの仏教ですけれども、まあなるほどねという感じですね。
信仰につまづいて広い世界を知りたかった
ばるへさん自身は今創価学会の活動に熱心じゃないというか。
全然していないです。
全然してなくて、大学院は別の所にいたんですもんね?創価大学を出て。
創価大学を出てからアラビア語を学べる学校の方に1年半程行きまして、その後は同志社大学神学研究科という所の大学院。
その後イスラエルに…
そうですね、イスラエルに5年程ですね、ユダヤ教を中心に勉強をさせて頂きました。
その辺の心境の変化というのは何か?
わたし自身も信仰でつまづいたりしたことはあって、広い世界を見たかったっていうのは一つありますね。
先程の内側外側だったら外側というような意味合い…
そうですね、私22まで友人知人の9割5分が創価学会員であると。
創価学会の人たちばっかりと。0.5割も信じられないみたいな。
私みたいな3世で、関西創価小学校とか温室育ちの人間は基本的に外部の人間というのは恐ろしいものだと教育されているんですね。我々とは違う。我々が外部の友人、創価学会外のえらてんさんみたいな友人を作るということは、基本的には買収させるのが。
創価学会になって頂くのが友情みたいな。
頭の中に教育として刷り込まれてるんですね。そういったものですから、創価学会以外の世界に行って違う世界を知りたかったというのはモチベーションとしてあると思います。
なるほど、よくわかりました。で、どうですかというか現在の創価学会に対する想いとか外の世界を見てみての感想とか、最後に教えて頂ければと思うんですけど。
様々な宗教を知った上での創価学会の評価
これはヤバイですね。これを言ったらやばそうな気がしますけど。
あぁそうですか、言える範囲で。
小さな島国の新興宗教ですね。友好な世界観も提示できないし、教義はちょっと弱いかなという感じはあります。
世界的な一神教に比べると教義の面でというか、今創価学会とかもね結構外に出ていく、SGIとか国際的な事もされているけれども、ばるへさんご自身の意見としては島国の新興宗教だったなというような。
教義の未整備とか、どのような統治を行うかの原理とか見えにくかったり。
国を運営したりとかでの宗教的なロジックというのが薄いだろうという事。
そうですね、これはもしかしたら仏教の限界なのかもしれないですね、創価学会というよりも。
まあ個人の意見なのでね、アレなんですけれども、そのような意見があるという事で。中々色々深い事が聞けたようで創価学会のエリートというか関西創価校っていうのは私も、池田大作先生の息子さんが皆慶応大学なので、っていうのがあって結構関西創価高校出身の友達とかもいるんですけれども、はぁなるほどねそういう見方をするのかというね、勉強になりました。今日はありがとうございました。
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