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宗教団体アレフは未だ公安庁の監視が続いています。危ない団体ランキングや団体一覧、そもそも宗教団体とは何か。英語からもその違いを解説します …
特集はこちらの目次よりどうぞ。↓
第1回 宗教法人の始め方 (付録;宗教団体一覧【2019最新版】)
第6回 危ない宗教団体ランキング
第8回 宗教の種類がわかる4つの基準【日本一わかりやすい宗教の教科書】
第9回 宗教と芸能人の意外な繋がり
第10回 日本の怖い宗教【5つのカルト宗教団体】
第11回 宗教を日本人が嫌いになるたった1つの理由
第12回 宗教のやばい話3選【日本三大カルト】
第13回 宗教が2chで叩かれる3つの理由
第14回 宗教は漫画から学ぶ時代?【宗教漫画9選】
第15回 宗教戦争が日本で起きない2つの鍵
第16回 宗教団体アレフで続く公安の監視
日本人の99%から嫌われても、1%がファンになってくれたら120万人が宗教団体の信者となります。
ほんの一握りの人へ向けた団体のメッセージが今日も新たな信者を生み出しています。今日は、今なお公安の監視下に置かれる団体に焦点を当て掘り下げてゆきましょう。
のべ 11765 人がこの記事を参考にしています!
目次はこちら
宗教とは
宗教とは人や自然の力を超越した存在、言わば神を中心とする概念の事です。
宗教の英語(Religion)にもあるように、神と人を再び結びつけると言う考え方で本来は神秘的で美しいものです。日本には信教の自由が憲法で定められています。
ようは、特定の宗教を信じる自由または一般に宗教を信じない自由、その権利が私達にはあるという事です。この信教の自由をを盾に過去には様々な宗教事件が起き、オウム真理教による一連の事件は日本を震撼させました。
宗教団体とは
宗教の教義をひろめ、儀式行事を行い、および信者を教化育成することを主な目的とする礼拝の施設を備える団体
宗教法人法 第二条
これが正式な団体としての定義です。
団体として法人化するには上記3点を必ず満たしておく必要があり、審査もあるため宗教団体と言えど、宗教法人を取得し文化的な公益性があると認められているかどうかが1つのハードルとなると言えます。
また、一般的にカルト団体と呼ばれるかどうかは、宗教という枠を超え個人や社会に影響力を保とうとする動きが見られるかどうかと言えるでしょう。
宗教団体を英語で言うと
英語は基本的にどちらかの表現になるでしょう。
Religious group か Religious organization に英語は絞られます。集団的な意味合いで使う場合には前者、組織的な意味合いでは後者。どちらも似通っているので、ネイティブが団体と表現する厳密な違いを説明すると、集団はある共通の目的をもち、相互に依存関係をもつ人の集まりです。
組織は特定の目的を達成するために、諸個人および諸集団に専門分化された役割を与え、その活動を統合・調整する仕組み、または、そうして構成された集団の全体という事でしょう。ようは、組織(organization)の方が上位的な言葉で使う事が多い訳です。
宗教団体一覧
宗教年鑑(平成30年)によると、単位宗教法人は7079団体、包括宗教法人は399団体、宗教法人の総数は18万を超えています。
索引として使えるよう詳しくは下記の記事で一覧表を作っています。↓
危ない宗教団体ランキング
危ない団体と言われるには理由があります。
一般的にカルト団体などとも呼ばれ国際的にはセクトという呼び名もあります。新興宗教の一部の団体にはこう言った危ない団体も存在します。これは他人事ではなく実際に日本でも活動している団体をご存知でしょうか。
決して、危ない、カルト団体などと主観で言っている訳ではなく、国際的なカルト基準があります。全部で10項目あるのですが、それを1つでも満たす事があれば、宗教のジャンルを超えた存在と成り得る危ない団体です。詳しくはこちらの記事で紹介しています。↓
宗教団体アレフとは
アレフという団体はオウム真理教の後継団体です。
オウム真理教の教義や信者の一部が引き継がれたアレフ(Aleph)は主流派とも呼ばれ、現在でも活動し、条例によって公安調査庁からの監視対象となっています。NHKの発表によると、過去の事件を知らない若い世代を中心に毎年100人以上が怖いという気持ちもなく、この団体に入信しているようです。
アレフに限らず、山田らの集団やひかりの輪などオウム真理教の後継団体の関連施設は、15都道府県34施設が実際に団体の活動などで今もなお使われています。
教義の一部とは何か
アレフという団体がどんな教義を引き継いだのか。
タントラ・ヴァジラヤーナという殺人教義とも呼ばれ、簡単に言えば団体の利益に合致すれば、殺人さえも教団の救済活動として許される場合もあるとする極めて反社会的な教義です。アレフはこの教義を撤回するような発表をしていません。
一連の事件に関与して逮捕されながらも、釈放後6割近くの信者が復帰している状況も、団体内で弾圧と迫害の荒波と話をすり替え、信仰させ続けているようです。
宗教団体アレフの現在
公安調査庁の報告によると、毎年100人以上がアレフに入信しています。
現在この団体の勧誘の中心になっているのは北海道や中部地方で全体の6割を占めます。また、団体の信者となるのは学生を始め、20代が全体の6割とされ過去の事件を知らない若者がターゲットにされていることがわかります。
勧誘の手口は、団体名を隠してヨーガ教室に誘い人間関係を深めた後に団体へ入信させるという手法が一般的なようです。
信者総数は約1650人(出家;約300人、在家;1350人)で、資産総額は約12億9400万円(現金・預金・貸付金の総額)と発表されています。
現在でも事件当時と同じ修行を実施
アレフという団体の麻原彰晃に対する絶対的帰依は、死刑執行後にさらに強まったとも言われています。
事件当時に行われていたパーフェクト・サーヴェーション・イニシエーション(PSI)と呼ばれる電極付きヘッドギアを頭部に装着して団体の信者は修行を継続しています。この装置により、麻原彰晃の脳波データを注入できる事で、当時の団体内での買い取り価格が1000万円(1週間レンタルでも100万円)というほどです。
簡単に言えば、麻原彰晃の脳波が精神異常に似た脳波で団体は「これこそ解脱者の脳波」だと宣伝し、現在でも信仰されているようです。一般的に考えれば、単に麻原彰晃の脳波を信者に同調させるだけではないことは明らかであり、団体の意図は洗脳に在ったと言われています。
まとめ
宗教団体の本質はそう簡単に変わることはありません。
そもそも人の本質さえ変わるのでさえ簡単ではないのに、人の集合体である団体なら尚更でしょう。特に、宗教団体はまさに人の思い(信仰)の集まりですから一筋縄では行かないでしょう。今後も公安には監視を続けてもらわなければ困ります。
次の特集はこちらからどうぞ。↓
あとがき
前科によって人を決めつける事に対する是非は別れるかもしれません。
しかし、個人ならまだしも団体となると話は違います。だからと言って、このまま決めつけたくは無いのでアレフの方で取材に応じて頂ける方がいれば、お問い合わせください。
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