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この記事はえらてんチャンネルのYouTubeの内容を文字起こした記事になります。こちらの記事で紹介した動画は、記事の最後にリンクしています。個人的に大好きなYouTubeチャンネルの1つで、歯に衣着せぬ物言いがたまりません。動画を見るほど時間が無い人はこちらの記事が役に立ちます。えらてんチャンネルで他に文字起こした記事はこちらのカテゴリーよりご覧ください。
宗教.jpでも幸福の科学の特集を組みました、興味ある方はどうぞ。↓
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えらてん:はいどうも、えらいてんちょうでございます。今日はですね、豪華メンバーということでございまして。「幸福実現党応援TV」の御三方ってことで。簡単に自己紹介していただいてもよろしいでしょうか。
与国:はい、幸福実現党党員、与国秀行です
及川:幸福実現党の党役員で、及川幸久です
与国(真):はい、幸福実現党の当院の与国真澄です。
えらてん:宜しくお願いします。みなさんじゃぁ幸福の科学の信者で、幸福実現党の党員とか党役員でいるという。幸福実現党応援TVっていうのは私もYou Tubeで拝見、チャンネル登録1000人くらいでいらっしゃって、色々社会問題とかについて語っておられるチャンネルなんだけども。今回、真澄さんの方から来ていただいて、コラボということでお声がけいただいて光栄なんですけれども。私自身の立場というかを先に表明しておきますと、あんまり特定の宗教に肩入れしてない状況でして、出来るだけ宗教の状況をフラットにお伝えできればなと。僕自身は元々は幸福の科学のシンパというかでですね。なぜかというと良い人が多いですね。幸福の科学というのは。僕は正直信仰の、というか霊言がどうかっていうのは判断できかねるんだけれども、信者の人がどういう感じの、きつそうにしてるかとか、楽しそうにしてるかという観点だと幸福の科学っていうのは良い宗教なのかなと思っていて。去年の、実は「入ってもいい宗教5選」でも挙げたんですね。それで結構「幸福の科学はダメだ」と叩かれたりとかしていて
及川:ご迷惑をかけました
えらてん:いえいえ。何だけれども、ここ最近宏洋さんとの絡みでちょっと「大丈夫かな?」と思う所もあってですね。宏洋さんのチャンネルに著作権侵害とかっていうことで宏洋さんのチャンネルにやったりとか。あるいは宏洋さんはもう辞めてるっていう風にいってるんだけれど、休職してる段階だから引き続き指導していくとかいう事を言っていて、これは脱会した人を許さないみたいな動きにもつながりかねないなと思って、ちょっと大丈夫かいなという風に思ってたんだけれども、その辺を率直にお聞きできればなという事を思いましてですね。願ってもない機会だという事を思って、今日は宜しくお願いします。
与国,及川,与国(真):宜しくお願いします
目次はこちら
幸福実現党からみた幸福の科学
えらてん:「幸福実現党応援チャンネル」っていうのと「幸福実現党」あるいは「幸福の科学」との関係とか、その辺を簡単に教えていただいてよろしいですか?
与国:宗教法人幸福の科学と政治団体幸福実現党は別個の存在ではあるんですよ。だから宗教団体が政治結社を作ることには法律上・憲法上も問題ないんですけれど
えらてん:所謂、ちょっと補足しておきますと政教分離がよく言われるんだけれども。政教分離っていうのは国が特定の宗教に肩入れするのがNGでございまして、創価学会が公明党を作るというのも全然OK。公明党を創価学会の人を支持するっていうのもOK。ただし国が創価学会だけ税金やすくするよっていうのはNG。ってそれと同じ理屈で総理大臣が靖国神社を参拝するというのも、議論の余地があると。
与国:でも実際問題宗教団体が法律上自分たちの団体の中で政治団体を作るということはできないんです。だから支援をしている団体であるという位置づけで。実現党の中には幸福の科学の会員じゃない人もいるんです。どこも入れるとこなかったから、じゃぁ実現党応援するよってやっていて、でも宗教としては幸福の科学とか一方では距離をとるっていう方もいて。だんだん支援しているうちに、やっぱり信仰の面でも…という風に変わっていって幸福の科学に入った方とかもいますね。
えらてん:3人はずっと党員でもあり信者でもあるという…?
与国,及川:そうです
幸福の科学の信者になったきっかけと幸福実現党の現状
えらてん:みなさんの幸福の科学との出会いというか、こういう事で信仰するようになったよというみたいな、その辺を教えてください。
及川:私は元々クリスチャンなんですよ。家がキリスト教の家で、学校もキリスト教の学校で。私は学校を出た後金融業界に入ったんです。ニューヨークのウォール街という金融業界にいて、その後ロンドンの金融業界を出たときに大川隆法総裁の本に出会って。ロンドンで会員になりました。そのときに自分はずっとクリスチャンだから、大学院の専攻キリスト教神学なんです。元々宗教は好きだったんだけど、キリスト教以外の宗教には全く興味がなかった。ましてや新興宗教には全く関心なかったんです。霊言、霊言の本とかは全く手をつけなかったです。ただ、大川隆法先生の普通の本もあるんです。大川先生が書いた普通の人生とか仕事に関する本を読んで、それがきっかけで最初は勉強しようと思って入ったんです。
えらてん:会員と信者って別にありますもんね
及川:そう。だからその時はキリスト教と幸福の科学両方入ってましたよ。その後、幸福の科学に出家しちゃったので。
えらてん:出家っていうのは所謂仏教の出家とはちょっと違って、幸福の科学に奉職することを出家って言ってます。
及川:そういうきっかけです
えらてん:ちなみに大川総裁のどういった本のどういう所に感銘をうけたんですか?
及川:そのころ、私90年代の前半だったんですけど、ヨーロッパの金融業界が金融危機に会ってどんどんクビ切られてたんですよ。私なんて外国人社員だから、いつクビになるか分からない立場だった時に「ああもうこれクビになるな」と思ってた時にロンドンの書店に日本語の本があったんです。それが大川隆法の「常勝思考」という本で、人生の苦難を乗り越える方法みたいなもんなんですよ。この本に書いてある方法をその通りやってみようと思ったんです。やってみたら、金融危機のなかで成果が出てしまって自分にびっくりしたんです。これって宗教なのかと。成功哲学じゃないかと。元々私はマーフィーとか成功哲学の勉強をしてたので、これはこれで勉強してみたいなと。だから宗教とかじゃなかったんです。
えらてん:だんだん大川総裁とかと会ったりするようになって、宗教家としての大川隆法氏にも惹かれていったと。
及川:そうですね。
えらてん:幸福の科学には何人ぐらいいらっしゃるとかって?
及川:幸福の科学の職員はもう2000にんくらいいるのかな
与国:2000人ですね。
及川:幸福の科学グループ全体で。幸福実現党の政治団体としての専任職員は50人くらいです。
えらてん:党員っていうのはどれくらいいるんですか
及川:党員は公式で発表してるのでは3万人くらいだったかな。
えらてん:1200万人っていうのが一応幸福の科学本体の信者の公称ですけれど、ちょっとそこまでは流石にいないでしょう。10人に1人幸福の科学の会員には会ってないので。具体的な数では3万ぐらいとかじゃないのかなって
及川:なるほどなるほど。政党の話も与国さんが言ったみたいに、幸福の科学の信者だけれど
えらてん:会員もいるし、信者なんだけれども会員じゃない人もいると
与国:党員ですね。
えらてん:お金の話とか。宏洋さんは年間一千億円くらいといってたんだけれども
及川:一千億円!?
えらてん:お布施がね。で島田裕巳先生は「そんなにはないだろう」と。言う風に言ってたんですけどどうでしょう
及川:そんなにないです。それだったら我々苦労してないでしょう
与国:そこまではないでしょう。
えらてん:それだったらどれくらいでしょう
与国:それは言えないですよね、内部情報なんで。
及川:はっきり言って桁が違う。相当盛りすぎてます。それだけあったら素晴らしいですよ
えらてん:二ケタ少ないですか?
及川:二ケタまではいかないんじゃないですか?
えらてん:百億から五百億くらい?
与国:うーん
及川:それはある程度予測できるけれど、これでは言えないです。
ワクチンや精神病についての否定は個人的な見解
えらてん:ワクチンとか精神病について幸福実現党応援チャンネルで与国さんは否定されてると思うんですけど、どういった理屈に?
与国:私だけですよ、個人的に。幸福の科学の中でもいないし、幸福実現党のなかでも言ってるの私だけです。
えらてん:幸福の科学は別に反ワクチンとか反精神医学ではない?
与国:ないんです。ないんです。私だけです。
えらてん:そういう陰謀論的なのは好きなんですか?
与国:だってしょうがない、あるかないか二択でいったら陰謀はあるんです。しょうがないですよ。
えらてん:幸福の科学は反ワクチン、反精神医学なのかみたいな質問は来てる?
与国:そうじゃないです。みんなに迷惑かけないので
えらてん:与国さんだけ?与国さんチャンネルで結構目立ってるんだよなぁ。幸福の科学内でも陰謀論やばい人として知られている?
与国,及川:そうです、そう!
及川:それは自由なんですよ。ネットの世界だから。あくまでも含めた上でという…
えらてん:私その方が健全だと思います。すごくそういった人もいる方が健全だと思う。
幸福の科学でやってる霊言(イタコ芸)は信者たちはどう思ってる?
えらてん:坂本弁護士一家殺害事件の時に坂本弁護士が亡くなってるという事を霊言として聞いたと、いうようなことっていうのは普通には僕は霊言というのは、ニュートラルな立場からしてもそれはちょっと無理なんじゃない?と思うわけですね。どうして大川隆法さんの霊言というのをしていると信じられるのかと。大川隆法さんの人生経験だったりとか、仕事、哲学だったりとかいうのは素晴らしいということと、霊を、死後の構造っていうのは私見えないんですね。どういう風に信じられるのでしょうか?
及川:私の個人的なバックグランドだったり、キリスト教のバックグラウンド長いんですよね。キリスト教に霊言なんかないので、だから全く信じられなかったです。本当に霊言を信じたなと思ったのは幸福の科学に出家、職員になってそれからですね。
えらてん:なんでピンとくるようになりました?
及川:やっぱり自分自身の霊的な体験ですかね。宗教体験。幸福の科学に入って、本で読んで勉強するだけじゃなくて実践をするんです。一日を振り返る反省をするとか、瞑想するとか、人の悩み相談を受けるとか。そういう実践をしてるうちに、色んな霊的体験をしてくるんです。一番は守護霊。私が今話しながら思い出したんですけど、わたし幸福の科学に入りたいと思った一番の理由は、守護霊と話せるのか?と。
えらてん:自分の守護霊?
及川:そう、自分の守護霊と。これは他の宗教、どこにもないので、もし守護霊と話せるんだったら、それは興味があると。例えばソクラテスとかゲーテが自分の守護霊と話したって話は知ってはいたので、そういう存在はあるのかなと。でもあくまでも哲学の世界とか、そういう世界の話だと。これは興味があるなぁ、守護霊との対話瞑想というのもあるんですけど、自分の守護霊とコンタクトすることができたときの宗教的な感動みたいな。この辺からですね、霊ってものを実感するようになったのは。他の宗教から幸福の科学に来た人って多いとおもうんですけど、霊言として語るっていうのはピンとこないんですよ。
えらてん:まず、どういう現象かがよくわからない
及川:わからないですよね、なんだか分からない。メカニズムがわからないですもんね。
えらてん:具体的にどういう効果なんですか、体験を言葉にするとしたら
霊言とは何かわかりやすい説明ができない及川、結局煙に巻く?
及川:私が職員になってから実際大川隆法総裁の霊言に立ち会って、質問者っていうのをやってるんです。たとえば私の場合政治なので、海外の政治家の霊の霊言のときは質問者として出ます。で、霊言の場に立ち会って質問したりするんです。その時は大川隆法総裁もしくはそれ以外のチャネラーといわれる人たち、うちに数名いますけど。その人に霊をいれて、霊が入ったその人に我々が質問するわけです。そこでやりとりが始まります。時には大川総裁は日本語以外に英語喋れるので英語でやる時もあります。英語でやるときは大体私がかり出されるんですけど、英語でやり取りしますね。そのやり取りの中身で「あ、これは本当にこの人だな」という風に実感することがほとんどです。
えらてん:宏洋さんの話だと事前に調査をしたから、だからわかるんだよみたいなこともおっしゃってましたけど?
及川:それはその通りです。事前調査しないと霊言できないので。大川総裁は事前に明日トランプ大統領の守護霊の霊言をするってなったら、トランプ大統領についてトランプ大統領の本とか読むし、新聞の記事とかを見たり、そういう事前のチェックは必ずします。
えらてん:素人の考えですと、トランプ大統領が入ってるように見えても、やっぱりトランプ大統領がどこかの書籍で言っていることであったりとかを言ってるのにすぎないのではないか。その違いっていうのはどうかという…
及川:その可能性、もちろん客観的にはあると思うんですよ。大川総裁と質問する我々、質問者大体3人くらいいるんですけど、我々との事前の打ち合わせがゼロなんです。我々何質問してもいいんです。大体霊言をやるって決まったのが収録の2時間前くらいなんです。2時間前に「今からやるぞ」ってなって
えらてん:あー、そうなんですか。宏洋さんはなんか、一週間くらい前に瞑想しないといけないみたいな。
与国:ご本人はそういう瞑想とか体調、所謂霊調を整えたりとかはあるけれども、本人と質問とその公開収録自体はその日に決まって、そうですね。
及川:我々質問者はその日に大体言われます。今日これから誰々の守護霊の霊言やるから、誰さんと誰さんすぐ来てっていう風にいわれて。例えば数か月前、一か月まえかな、に台湾関係の霊言があったんですよ。中華民国を建国した蒋介石の奥さんの宋美齢っていう人の霊言をやるっていうのを一時間前に言われて。宋美齢のこと私ほとんど知らないです。準備する時間30分。ネットで分かる部分徹底的に見て、車に乗ってる間に調べて、すぐに収録です。その間こっちが何を質問するかっていうのは勿論、向こうも知らないわけです。でもこちらの質問に対して本人じゃないと言えないことがやっぱり出てくるんです。例えば宋美齢さんっていうのは第二次世界大戦やってた当時、日米開戦がはじまった直後にアメリカをより日本との戦いに引き込むために、アメリカのワシントン当時の議会に行って、英語でアメリカの上院議員下院議員の前で演説してるんですよ。その時のことなんかをこっちはよく知らないんだけど質問するとばーっと出てくるんですよ。
えらてん:それは、資料が残っていますか?
及川:もちろん資料を読んでたら話せるかもしれない。だけどその質問をするかどうかっていうのは事前に打ち合わせしてないので。
えらてん:ちょっと今のところは信じてる人だったら信じるかなぁという様な感じ。大川総裁が凄いことは間違いがないんですけど、それが霊的な力だとかはちょっと今は断言できない。
与国(真):どこにも公表されていない情報がでるっていうので言うと、坂本一家殺害事件は元々失踪してるっていう所しか情報がなかったんです。だけど霊言をすることによって坂本一家の霊がきて、殺されたっていう事を総裁に伝えにきて、これは殺害の可能性があるっていうのを警視庁とかに言って、そこから少しづつ事件が明るみになったということがあったり
えらてん:その件は存じ上げてますが…その幸福の科学側がおっしゃってることも…
長男宏洋の霊言は単なる親子喧嘩、宗教法人の代表としてどうなの?
えらてん:宏洋さんの霊言をされてたじゃないですか。あれはちょっと、正直よくなかったんじゃないかなと思う。経費でジム行ったりだとかして、女の子と遊んでたみたいな事を霊言というよりは親子喧嘩に見えました。私には。ちょっとあれは正直幸福の科学に対する僕の好感を下げるものだった。なぜかというと、そりゃ知ってるだろうと思うわけです。霊言かどうかを判定できないけれども、大川総裁だったら宏洋さんがどういうことしてたかを知ってるだろうって。ただそれをこのタイミングで出すとか、今お金がなくて困ってるだろうだとか、そういう事をいうというのは宗教者としての威信を利用して子供をいじめてるというかですね、そういう風に見えました。
及川:今の件に関していうと、幸福の科学のグループの幹部、私もグループの幹部の一人ですけど。幹部の人たちってみんな同じような立場を経験してまして。自分の守護霊が何と言ってるかっていうのを大川隆法総裁としてだいたい語られてるんですよ。それが公開されるかされないかの差はあるんだけれど
えらてん:ちょっとそこの部分で、宏洋さんは幸福の科学から離れたいと言っているわけでして。中の人間を言いあてるというのは別にいいとおもうんですけれど、離れたいと言って離れてる人間のことを言って、出すというのはいかがなものかなと。
与国:確かに客観的に見れると思うんですけど、宏洋さんにしてもそうですし、えらてんさんにしてもそうなんですけど、私たち、例えば宗教法人幸福の科学の中で、大川隆法を仏陀と仰ぎ信仰しているものですけど、そういう私からすると、まず会社じゃないんですよ。だから宏洋さんからの話を聞くと会社のように見てるんじゃないだろうかというか。会社の二代目と宗教法人の宗教の二代目全く意味が違っていまして。会社だったら二代目だったら赤い絨毯ひいて二代目を送り迎えされてたりとかいうのは世の中ではよくありますでしょ?
えらてん:ちょっと、うーん…どこが違いますか?二代目として
与国:いやだから、彼にとっては肉の父親であるけれども、私たちにとっては仏陀である以上、別に
えらてん:傷つけられたら傷つけるぞと?
与国:傷つけられたらっていう訳じゃないですけど、先にあのことに関していうと、「信仰者の責任について」を出す前に彼がそういう事をやり始めたんですよね
えらてん:どのタイミングでしたっけ?あれは。宏洋さんは最初は幸福の科学を攻撃してなくて、触れたくないという事を言ったんですよ。で、それは覚えてまして。ただ今どちらかというと攻撃気味になってきてるといいますか。向こうからやってこなければやってこないと宏洋さんは言ってまして。私はその時系列でそれで合ってると思う、それで「信仰者の責任について」が出てから宏洋さんが動画に対してアカBANというかですね…
及川:我々はあんまり彼のことを批判するとか教団の側に立つとか全くないんですよ。
えらてん:幸福実現党としてはですね。
及川:そう。あくまでも政治団体なので。我々が逆に政治団体として進めなきゃいけないことが100%なので、それに対して教団側に立って攻撃する気もないし、個人としても…
えらてん:個人としてはどうですかね?ニュートラルですかねやっぱり
及川:ニュートラルですね。
幸福の科学(大川隆法)は長男宏洋との議論を避けようとするのは何故?
え:私としては論戦というかは、宗教者の二代目としてしてもいいと思っているわけですね。その結果として宗教的地位が深まるかもわかんないと思うんです。ただ信者向けにこれは宏洋さんの霊がこういったとかってあの本を出したりとか、宏洋さんの発信されてる内容に反論するのではなくて消しにかかるというのはちょっと内容が望ましくないのを著作権侵害だというのを口実に攻撃しているように見えるわけです。幸福実現党としてはどう思われるんですか?ニュートラルなのは結構なんですけど。
与国:幸福実現党じゃなく私一人はご存知のように幸福の科学の出家者ですけども、やっぱそれはちょっと違うんじゃないかなって部分はあります、確かに。
えらてん:えっと、消すのは違う?
与国:違うんじゃないかなという部分も勿論あります。私なんていうのは宏洋と対話すべきだと思ってるぐらいだし、全然そういう風に思ってるし。
えらてん:それは健全ですね
与国:宏洋さんは幸福の科学に長くいて、生まれたときから長くいるんですけど、逆にこの宗教の中にある心理とか智慧とかってものに関して言うと、何か肉体の息子で生まれてきた故に違う見方されてるんじゃないかなとは思いますね。
えらてん:そうですね、宏洋さん自身あまり宗教というのは離れていきたいということだと思いまして、だからその辺が与国さんのおっしゃっていた、宏洋さんは宗教なしで日本を救えると思ってるのかということをおっしゃってたんだけど。宏洋さんは私何回か会った印象で、単に映画の仕事をしたいのであって、実家があれだったということでですね。
与国:そこに実は外れててしまったところであって、その映画と宗教なんですよ。
えらてん:宏洋さんを戻そうと思ってる?
与国:私は戻ってきてくれるなら戻ってきてほしいなとは思ってますよ、本当に。個人的にはね。ただ、宗教と映画って話ありましたけど、私たち映画事業もやってるじゃないですか。宏洋さんの一個の間違いとして実際対話してみないと分からないんですけれど。実際宏洋さんが間違ったんじゃないっていうとね、映画にも悪人は出てくるじゃないですか。党からも悪人は出てきていいんですよ。悪魔も出てきていいし、悪霊もでてきていいんですけど、宏洋さんが作ろうと思ってるものと私たちが全体的に作ろうと思ってるものは必ず最後は正義が勝ったりとか、なにか外しちゃいけないポイントがあるわけですね、宗教が作る映画ですから。宏洋さんはそこで一個、ずれてたんですよね。悪が勝つってわけじゃなくても、極端な話で。何かそういう部分で…
えらてん:ちょっとすみません
えらてん:考えが違うのは見てればわかるんです。外からみてりゃ考えが違うのは分かるんですけれども、そもそも宏洋さんは元宗教家というか、宗教家じゃないという風に言ってるわけだから。要するに一個人なわけでして、だからみなさんが尊敬してらっしゃる大川総裁とたまたま血がつながってた方だなぁ、以上。で済まないもんかと思うんですね、僕は。
与国:それはやっぱり以上と今後どうなっていくか分かりませんけれども、そこに信仰者の責任があって、信仰してきてそして高い地位にいるなかで、私たち、私なんか特に末端職員ですけれども、末端職員じゃ考えられないような給料ももらってたわけですよね。
えらてん:給料の問題?
与国:奉職給。そういうのをもらっていた以上、高い地位にいて、お布施ですよ。言ってる意味わかりますか?
えらてん:わかります。大川総裁の子供でかつ幸福の科学の高い地位にいたからこそみなさんからのお布施がいただけてたと。
与国:そうそう、そのお布施というのは色んな子供が貯金箱持ってきて何十円、何百円お布施することもあれば、おばあちゃんが一生懸命ためたお金を一万円やることもある、大会社勤めてて1000万円と、そりゃ色んな人がいますよ。もちろんお金がないからボランティア活動でチラシ一生懸命配ってるひとがいます、色んな人がいます。ですのでお金が全てじゃないですけど、そういう地位に上り詰めていた以上、その責任はそれなりにはあります。それはもちろん。例えば覚せい剤で逮捕される芸能人がいて、世間に正座、すみませんでした、って。それ歌のお兄さんじゃなかったらそこまで謝る必要はないわけですよね、世間様に。
えらてん:じゃぁ謝ったほうがいい?
与国:謝るというよりも責任が伴います。辞めたからと言って、はいさよならという訳にはならない問題じゃないですか?
えらてん:一般論としてはすごくわかります。一般論としてはすごくわかるんだけれども、子供っていうのはね…
与国:彼が別に子供だから無理やり乗ったんじゃなくて、自分から職員として出家した道もありますので。
与国(真):一般企業に出たこともあるけど、進んで戻ってこられた。
えらてん:そういう事を問題視されてるということですね?
与国:いや、でも私そんなに問題視してないですよ
及川:我々そんな問題視してないですよ。
与国:ただ聞かれるから。
及川:本当は双方が良い形で治まればいいなという事を心から願ってる。
与国:雨降って地固まるみたいなことになればいいかなという風に思ってる。
えらてん:話が絶対かみ合ってないところがあると思うので
与国:私、だからこの問題で本当に問題はね、宏洋さんと親しくされてるから言いますけど、私はこの問題は大川総裁のもんじゃなくて私たち弟子じゃないですか、わたしたち弟子として弟子はある意味においてみな対等なんですよ。
えらてん:うーん、弟子と弟子の闘い?弟子をやめた人と…
与国:そういう問題。彼は、息子という立場の難しい弟子であったんですよ。だから父親のことを師匠として素直に仰げなかった部分もあったかもしれないけど。私はこうなる前に他の弟子がもっと厳しく彼を叱ればよかったんじゃないかなとは思いますよ
えらてん:信者からのお布施を受け取っておいて、その金を何も言わずに辞めましたで済まないだろうという気持ちの問題っていうのはすごくわかります。んー、難しいなそれは金を返せばいいのかっていう問題…
与国:いや、金じゃないです。
及川:そういうのもあるんだけど、そういうのを言ったら別に彼だけじゃないんですよ。我々も信者さんからの尊いお布施をいただいて、それにふさわしい働きをしてるかっていうとみんな問われるので。だから、そこまで我々は彼をものすごく責めようとか、そういうつもりは全くないんですよ。
幸福の科学への認識は依然として変わらない中身の薄い内容となった?
えらてん:色々認識としては基本的には変わらなかったというか。幸福の科学の信仰、霊言とかっていうのはよくわからないんだけれども、信者の人は結構いい人が多いということで、みなさんいい人でしたということでして。ただ宏洋さんとの抗争というところで私はあれはマイナスイメージを持ってたんですね。宗教って弟子が離れるものじゃないですか。弟子って、凄まじい。一番弟子であっても離反したりとかっていうことは聖典からしてあるわけです。そんなことよくあるんだから。それに対して罰するとか、追って捕らえるとか悪口を言う。そうなってくるとカルト化してくイメージが強いんですよね。それは現代の宗教でやらない方がいいし、僕としてはやってほしくないなと。幸福の科学にたいして若干の好感を持ってた身としてはそういうことを思ってました。色々内部情報とかを聞かせていただいてありがたかったかなという風に思います。ってな感じでございます。今日は色々お話し聞かせていただいて与国さん、及川さん、真澄さんありがとうございました。
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