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天理教の本部は天理市(奈良)で、見学は自由のため桜や神殿は信者以外でも一見の価値があります。(ライブカメラでは見れません)詰所は信者以外も格安で宿泊可能です。大教会や分教会の違い、教会の勢力図も存在 …
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第1回 天理教はやばい【危ない?危険か判断する3大ポイント】
天理教の本部は親里と呼ばれ、信者からは生まれ育ってなくとも故郷として親しまれています。
定期的に天理市に通う信者だけでなく、信者以外の参拝客も多いの知っていましたか。
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天理教とは
天理教は神道系の新興宗教です。
新興宗教と言っても江戸末期に始まり、日本では創価学会に次ぐ教団勢力を誇る新宗教です。本部は天理市(奈良)で全国に約120万人(現役信者は5,60万人)いると言われています。駅前で天理教のハッピを着て、カチカチ鳴らし歌っている信者を見た事もある人も多いでしょう。天理教の開祖は中山みきで、産後に神懸かりをするようになりお産の神様という形で信仰され始めたのが天理教の始まりです。
1887年に中山みきは亡くなりますが、天理教的に言えば身を隠しているだけ、未だ世界のために働いているとしています。そのため、住まいである教祖殿では専属のお付きが3度の食事、お風呂、寝床の用意など、130年以上も日々の身の回りのお世話をしているようです。
天理教の本部(総本山)
天理教の本部は奈良県天理市にあります。
天理という名が都市名となった全国でも珍しい(他にはない)ケースで、天理教の影響力が伺えます。天理教の本部には「ぢば」があり、人類発祥の地とされ俗におぢばと呼ばれ、親里として信者たちに親しまれています。イスラム教のメッカのように、天理教では本部にある「ぢば」に向かって祈りを捧げます。
本部に置かれた甘露台が2017年に侵入者によって倒壊させられるという事件が起き、世間を賑わせたので知っている人もいるかもしれません。本部の甘露台の柱は男性性器、下の二段の受け台は女性性器を象徴しています。この2つが合わさっている姿を人間宿し込みの象徴として捉え、生命の発生過程を象らせ信仰対象ともなっています。今では本部へ全国から定期的に足を運ぶ「おぢばがえり」が信者の宗教生活の基盤ともなっています。
天理教の本部にはライブカメラ
天理教の本部はライブカメラがあります。
ライブカメラと言っても、映像ではなく1分ごとに撮影した画像で天理教の本部が確認できるというくらいです。基本的に何か本部のライブカメラに映り、楽しむというよりも本部には行けずとも本部を見て気持ちを整えたり、信仰の拠り所とする信者もいるようです。こどもおぢばがえりなど、節目節目のイベントの一部が本部の前で行われる事がありますので、ライブカメラで様子を伺う事ができます。
天理教教会本部の桜が見事
天理教教会本部はしだれ桜(枝垂れ桜)が有名です。
毎年、桜のシーズンになると本部への見学が増え、桜の名所となっています。教会本部をバックに咲く高さ6m以上の大きなしだれ桜は圧巻で、信者は勿論、信者でなくとも一見の価値があります。教会本部の桜はしだれ桜だけではなく、教会本部の東通りにある河津桜の並木道でしょう。
その他、教会本部には至る所に桜の木が植えてあるため、天理教の独特な建物や教会本部の神秘的な雰囲気が更に桜の味わいを深めてくれます。
天理教の本部にある神殿は壮大
天理教の本部にある神殿は必見です。
まず神殿の大きさに圧巻する人も多く、巨大木造建築で知られる東本願寺御影堂は927畳に比べ本部の神殿は3157畳あると言われています。神殿、回廊、祖霊殿、教祖殿などの内部と中庭での撮影は禁止されています。神殿は4つの礼拝場に囲まれ、特に北・南礼拝場は築年数が古いため迫力が違います。現代では建築許可が下りない規模の木造建築を見学できる日本でも数少ない神殿の1つでしょう。
天理教の本部は誰でも見学できる?
天理教の本部は誰でも見学できます。
ガイドサービスや駐車場など本部の関連サービスの利用時間は決まっていますが、神社やお寺などと同じように24時間365日、誰でも見学(参拝)でき制限されていません。初めて見学をする人は、本部境内にあるインフォメーションセンターまたは境内に常駐するスタッフ、境内掛(けいだいがかり)などへ声をかけるのも手。
天理教の詰所
天理教は本部を始め、本部の近隣には詰所があります。
詰所とは、一時的に宿泊できる施設で、有名なのは本部の詰所で行われる修養科です。修養科とは本部の詰所で3ヶ月間、共同生活をしながら天理教の基本教理を学びます。特徴的なのは、満17歳以上であれば、信者以外の誰でも入ることができるため、年齢や経歴、立場や国籍など関係ありません。
本部周辺の詰所は事前に詰所の所属教会に連絡すれば信者以外でも利用可能、しかも破格で泊まれます。(素泊まり1名1,000円、食事1食250円、要身分証明)天理教の本部は全国、全世界から信者が集い、定例祭事など信者が集中しても困らないよう詰所が完備されてるという訳です。
天理市が天理教の名をつけた理由
天理市は天理教が由来となっています。
現在は宗教都市として有名で、奈良県で4番目の都市になっています。奈良県北中部にあった町村合併によって生まれ、市制施行時に一帯に天理教が普及していたから命名されました。日本では宗教団体の名称が使われている唯一の市で、私的団体に由来する他の都市と言っても豊田市くらいです。市名選定の理由書を紹介しておきます。
市の中心たる元丹波市町は天理教教会本部の所在地であり従来より天理の町として又宗教の町としてその名は全国の隅々にまで知れわたっております。 この際、合併を契機として宗教都市たる本質を明瞭に表現し関係町村相携えて街を天下の理想郷たらしめるべく住民の意向や感情を勘案してここに「天理市」を選定したものであります。
天理教の教会(教会一覧)
天理教の教会は全国で1万を超えます。
天理教の統計資料(みちのとも2016年2月号)によると16,677教会、海外に323教会ほど存在します。しかし、一部には諸事情により運営実態を欠いたまま、本部から正式に廃止もされず名目上存続する一般教会もあるようです。
天理教には160近くの大教会、70ほどの本部直属分教会がある中で河原町大教会(講名・斯道会)から別れた大教会は36箇所あり教内一の勢力を誇っていると言われています。最寄りの天理教や教会一覧はGoogleで検索するか、専用の検索サイトで検索すると教会探しには便利です。
天理教の大教会と分教会
天理教の大教会と分教会があります。
大教会はすべて本部直属教会であり、分教会は本部直属か他の一般教会傘下のいずれかとなり、分教会は布教実績に応じて大教会への昇格するシステムとなっています。教会本部が定めている規定によると、大教会とは部内教会(分教会)を50カ所有する教会を大教会と呼びます。
分教会とは、ようぼく15人以上と若干名の信者有した教会を分教会と呼びます。ようぼくとは、おさづけの理を 戴いた人で簡単に言えば陽気ぐらし世界建設のための人材、用材という意味です。
ちなみに、大教会と分教会の関係をわかりやすく例えると、大教会が親で分教会が子と言ってもいいでしょう。大教会はぞれぞれが教会本部直属の教会として活動し、教会本部の意向を分教会に伝えていきます。
はっきりしたその上下関係のため、お布施ノルマを始めとした教団運営のしわ寄せが下部教会へ強まっている声が日に日に強まり、外面が良く評判の良い天理教の実情(裏側)も話題となっています。
まとめ
天理教の本部は一見の価値があるのかもしれません。
信者はもちろん、一般参拝客として歴史的な建築物や本部の神秘的な空間は日本の中でもこれだけの規模を誇る宗教施設は他にないと言っても過言ではありません。
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あとがき
本部へ足を運ぶと勧誘されるのでは?と思うかもしれませんが、そんな怪しい事はされませんから安心してください(笑)
特に桜の名所なのでカメラ好きには持ってこい、そして建築好きなら価値のある建造物として観光するのも手。
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