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エホバの証人の漫画は限られています。無料で読もうとしても、一部だけしか公開されていません。二世の元信者という共通した経歴を持った漫画家で漫画の内容は共通したテーマに絞られています …
特集記事の目次はこちらからどうぞ。↓
第2回 エホバの証人で有名人・芸能人は誰?【国内・アメリカ版】
第3回 エホバの証人はブログがやばい件について【信者以外閲覧禁止】
第5回 エホバの証人の王国会館はキリスト教系の教会として最も質素
第6回 エホバの証人の漫画は無料で読める?二世信者が漫画を書く理由
第9回 エホバの証人は結婚に制約が多く、結婚できないのは本当?
エホバの証人の漫画が注目される理由があります。
命より神の法を優先する狂信的とも呼べる信仰や、一歩間違えば児童虐待とも揶揄される教育方針などは、エホバの証人以外の部外者からすれば衝撃的でしょう。
のべ 13351 人がこの記事を参考にしています!
目次はこちら
エホバの証人とは
エホバの証人とはキリスト教系の新興宗教です。
アメリカ発の新宗教で、日本では約21万人の信者を抱え世界中に約820万人もエホバの証人たちが活動をしています。三位一体の否定やイエス・キリストを唯一神として扱わない教義などから、キリスト教では異端・異教と呼ばれています。
エホバの証人では、独自に翻訳・解釈した聖書(新世界訳聖書)を教典とし、その聖書に忠実な宗教生活を送っています。そのため聖書で綴られている内容と現代社会の一般常識とでは乖離する事も少なくないため数多くの事件が引き起こされています。
事件と言っても他人に迷惑をかけるような事件ではなく、信仰の自由による選択権が無いと訴えるような内容で、多くの事件ではエホバの証人たちの訴えは妥当で勝訴しています。まさに、信仰を中心に生活する社会への回帰とでも言わんばかりの熱心さが特徴の1つでしょう。
エホバの証人の漫画は2つだけ
エホバの証人の漫画が注目されています。
エホバの証人と言っても現役ではなく元信者による体験談を告白した漫画です。エホバの証人に関する本は沢山ありますが、漫画は限られています。現在、エホバの証人の漫画は二世信者ばかりによって書かれているのにも理由があります。
一般的な二世信者の特徴は、自ら信仰を選択して入信した訳ではないため、社会人になって見識が広がると世間の常識とのギャップに違和感を感じ脱会したり、改宗する人も少なくありません。若者の信仰離れとも相まって、エホバの証人に限らず日本の宗教業界に共通したテーマとなっています。
また、エホバの証人は輸血の禁止という戒律があり命より神の法を遵守するのが基本です。また、鞭(ベルトなど)による躾を推薦(容認)しているため、周りから見ると児童虐待と思われるなど、社会との軋轢を生みやすいため、漫画で改めて実情を知った人も多く、注目が集まりました。
漫画家;いしいさや「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話」
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エホバの証人の漫画と言えば元信者のいしいさやです。
Twitterで漫画を公開した所、3万5千回以上もリツイートされ一気にトレンドとなり注目が集まりました。その後、2017年6月6日発売のヤングマガジン サード(vol.7)から連載が始まり、連載内容をまとめた「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話」という漫画が発売され、大きな反響を呼んでいます。
漫画家;たもさん「カルト宗教信じてました」
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たもさんは35歳まで信仰を続けた元信者による漫画です。
漫画の内容は同じ体験談でも、絵はいしいさやの漫画が可愛いのですが、たもさんの漫画は二世信者としての苦悩や深刻さを強調した内容になっています。いしいさやはTwitterでトレンドした事から漫画が出版されていますが、たもさんの場合にはアメブロで根強いファンが多いため内容は折り紙つきです。
エホバの証人たちの漫画は無料で読めるのか(海賊版の有無)
基本的に無料で漫画は読めません。
試し読みなど以外で漫画を無料で読めますが、一部だけです。いしいさやの漫画は1話のみ無料で読めます。たもさんは漫画ではありませんが、公式アメブロで記事を読めるので参考になるかもしれません。(一部、漫画の画像も記事にあります)
エホバの証人たちの闇が漫画化
エホバの証人たちの闇が漫画になったと言っても過言ではないでしょう。
エホバの証人の特徴的な戒律で幼少期はまだしも、ある程度の社会常識がわかってくる青春時代(中学以降)は本人からすれば生きにくいでしょう。また、二世信者特有の違和感、言わば無宗教や新興宗教をやっていない友人とのギャップに違和感を感じるのも不思議ではありません。
たった少しの事でさえ違和感を感じるのが現代社会です。そうでなくとも、個性や他人との違いを受け入れづらい年代ですから闇が深くなって当然です。
まとめ
元エホバの証人たちによる漫画は部外者からすれば衝撃的です。
一方で、エホバの証人たちにとっては何の変わりない宗教生活の1コマでしょう。漫画では面白可笑しく、一方的にエホバの証人たちを描いていますが信仰には必ずそれなりの理由があります。その理由を理解して評価せよとまでは言いませんが、漫画では表現できないお互いの主張がある事は心に留めておきましょう。
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あとがき
漫画はわかりやすいのが良いところです。
逆に、文章よりも漫画は解釈を限定させたり、誘導させやすいのも特徴の1つです。新興宗教だけに限らず若者の信仰離れは宗教業界の懸念材料でしょう。宗教や信仰の必要性が、漫画によって改めて問われる時代になっています。宗教vs科学に決着がつく日はそう遠くないのかもしれませんね。
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