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エホバの証人とは何か。グアテマラで殺人事件に巻き込まれ、輸血や剣道授業の拒否など社会との軋轢も生みやすい一方で、服装など清潔感のある信者で有名です。鞭でしつけをされる二世など、その教えの特徴、葬儀をしない死生観とは一体 …
特集記事の目次はこちらからどうぞ。↓
第2回 エホバの証人で有名人・芸能人は誰?【国内・アメリカ版】
第3回 エホバの証人はブログがやばい件について【信者以外閲覧禁止】
第5回 エホバの証人の王国会館はキリスト教系の教会として最も質素
第6回 エホバの証人の漫画は無料で読める?二世信者が漫画を書く理由
第9回 エホバの証人は結婚に制約が多く、結婚できないのは本当?
エホバの証人とはロシアでは活動禁止されています。
一部ではカルト教団だと言われていますが、清潔感があり信仰に真面目な人が信者に多い事で有名です。外国の好青年や近所のおばちゃんが自宅の玄関に宗教勧誘に来た事があるという経験を持っている人も多いでしょう。
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目次はこちら
エホバの証人とは
エホバの証人はアメリカ発キリスト教系の新興宗教です。
しかしながら、神は唯一神エホバ(ヤハウェ)であり、イエス・キリストはその息子であり、代弁者だという立場を取ってキリストが神であることを否定し、天使長ミカエルと同一に扱っていることやキリスト教の象徴である三位一体を認めていないため、キリスト教ではない異教だと揶揄される事も少なくありません。
信者数は全世界で約820万人、最多国アメリカ合衆国では約120万人、日本は約21万人ほどいると言われています。エホバの証人とは、簡単に言えば「エホバが正しいと証明する人」と言い換えても良いでしょう。
エホバの証人の教えとは
エホバの証人の教えは終末論から始まります。
この世の終わりはハルマゲドンと呼ばれ、その後に待つ楽園に行きたければイエス・キリストの本当の教えであるエホバの証人の教えを信仰するしかないという教えです。また、エホバの証人で使われている聖書は独自に翻訳した新世界訳聖書で、三位一体などの基本信条の否定や輸血の禁止が有名です。
エホバの証人の事件とは
エホバの証人は独特の教義に制約されるため度々事件を引き起こします。
エホバの証人は、独自に解釈した聖書を絶対的基準として細部にまで忠実に従うため、教義が一般的な宗教生活とは異なることが少なくありません。そのため時として社会との軋轢を生みやすく、生じた摩擦をめぐり数々の事件を生み新たな判例を生み出しています。
輸血拒否事件とは
エホバの証人で事件と言えば輸血拒否事件です。
宗教上の理由で輸血を拒否していた信者に対し、手術中に無断で輸血を行なったとして医師に損害賠償を求めた事件です。この事件は判例として法学的にも有名となり、エホバの証人がメディアにも注目された事件と言えるでしょう。事件の判決は最高裁にまでもつれ込み、原告の勝訴となりました。
簡単に事件の最高裁による判決をまとめると、「手術中に輸血以外に救命手段がない場合には輸血をする旨を事前に了承させて手術するなど意思決定方法に問題があり、患者の人格権を侵害したとして責任を負うべき」と判決が出ています。
神戸高専剣道実技拒否事件とは
続いて有名な事件は剣道事件です。
必須科目である体育の剣道科目を履行しなかった事で退学または留年処分になるのは違法であるとして取消しを求めた行政訴訟事件です。これも憲法学では有名な判例とされ、最高裁までもつれ込みました。最高裁の判決をまとめると「学生の信仰の自由に対して配慮しない結果となり、原級留置処分の決定も退学処分の選択も社会観念上著しく妥当を欠き、裁量権の範囲を超えた違法なものといわざるを得ない」と判決が出ています。
グアテマラでエホバの証人が殺害された事件とは
2018年11月にグアテマラでエホバの証人だった日本人信者が殺害されました。
グアテマラに移り住み、宣教活動をしていた亡くなったのは神奈川県出身のフルート奏者、木本結梨香さん(26)で、同居していた茂呂澤ちえさん(28)は重傷を負った事件です。二人が同居していた一軒家を複数の男が金品を狙い襲撃した強盗目的の殺人事件だったと報じられています。
事件直前に近隣の布教仲間に電話し助けを求めるも、仲間が駆けつけるも間に合いませんでした。以前から町の男性グループに性的暴行をされそうになるなどトラブルもあったようです。
そもそもグアテマラは治安が悪い事で有名で、事件が起きても何の不思議もありません。グアテマラは、コーヒーや砂糖、バナナなどの農産品が主要輸出産品で、国民の半数以上が1日2ドル以下で生活する貧困層だと言われています。一般の犯罪や暴力団による殺人で2008年には6,232人が死亡。また、400人以上が誘拐されています。
2011年には毎日平均14人が殺害され、98%の犯人は処罰されないとも言われています。グアテマラは現在でも治安問題や麻薬密輸、社会的不平等などの多くの問題を抱えています。地方都市ではリンチが行われているほか、女性や子どもに対する暴力が多い地域です。
エホバの証人の特徴とは
エホバの商人は特徴のある新興宗教です。
真っ先に話題となる特徴は輸血が禁止されている事です。続いて、多くの人がエホバの商人を知るきっかけとなる訪問勧誘が有名でしょう。特徴というより、信者の義務というか善意で宗教の勧誘をしているのです。他にも、エホバの証人の特徴があるので、一部を簡単に紹介します。
エホバの証人が使う鞭打ちとは
エホバの証人では鞭を使ってしつけをします。
エホバの証人の教えは基本的に聖書原理主義です。簡単に言えば、聖書の言葉を隠喩と捉えず、そのまま言葉の意味通りに解釈しています。聖書に「しつけは鞭で叩く」とあれば、実際に鞭を打ってしつけをします。鞭を使ったしつけは、信者以外の世間からの評判も悪く、組織的に児童虐待を認めていると避難される事も少なくありません。
エホバの証人の服装とは
エホバの証人は服装にも厳しい暗黙のルールがあります。
基本的に自己主張の強い(派手、露出の多い)服装は禁止され、清潔感があり誰からも好感を持たれるような服装が推薦されています。男性はスーツにネクタイ姿、女性は派手でないスカートかワンピースが一般的な服装です。
エホバの証人では、服装に関する規則集のようなものは一切存在しません。そのため各自に判断が委ねられ信者の間でも意見が分かれる事も多いようです。しかし、一般的にエホバの証人の信者たちの服装のイメージは好印象で、服装だけに限らず、とても礼儀正しく清楚な印象を信者から感じる人が多いのが特徴です。
エホバの証人の排斥(はいせき)とは
エホバの証人には排斥というシステムがあります。
一般的な宗教団体にもある除名処分と言い換えても良いでしょう。エホバの証人の排斥システムは、審理委員会(最低3人)から排斥の処分を受けた信者は、エホバの証人とはみなされなくなります。排斥を受けた信者は、家族であっても、その者との付き合いや挨拶なども制限されます。(同居している場合や、未成年である場合は別)
排斥の基準は、エホバの証人でも各支部で判断が異なる(はっきり決まっていない)ようで、原則としてエホバの証人としての道徳基準を悔い改める余地があるかどうかが各支部で判断し、地域の信者に発表されます。排斥された信者には関わってはならないという教えがありますので、家族や友人の間でトラブルの種となってしまいます。
例えば、自らの意思でエホバの証人から断絶(脱会)する旨を表明した信者に対しては、排斥された信者と同じように扱わなければなりません。一方で、宗教的な結びつきは変わりますが、家族や友人としての絆は変わりません。しかし、一部では排斥を理由に結婚関係、家族の愛情、友人との友情などと混同してしまう信者も少なくないようです。
エホバの証人の葬儀とは
エホバの証人は基本的に葬儀らしい葬儀は行いません。
葬儀を行う場合には、エホバの証人の葬儀は基本的に集会所(王国会館)で行われます。そもそも葬儀を行うかどうかに個人差がある理由として、エホバの証人の死生観に死と同時に復活の希望がある事が大前提にあるからと言っても良いでしょう。
大多数のエホバの証人は、地上の楽園で永遠に生きることを希望として生きています。ほとんどのエホバの証人が「地上の楽園」で再会できると信じていますから、死を悼むことはしても、それを特別視するようなことはありません。
実際にエホバの証人の葬儀では、基本的に火葬が済んでいる状態で葬儀を行います。葬儀では死と復活の希望について聖書が何と述べているかを説明して、追悼を目的とした葬儀と言うより遺族を慰める内容が中心の葬儀となります。
香典も仏教ではないため必要ありませんし、キリスト教の葬儀で言う御花料もあくまで参列者の気持ちとして持参する人もいるくらいで、マナーとして持参するかどうかは参列者次第ではっきり決まっておらず、もちろん香典返しもありません。エホバの証人の葬儀に参列する場合には、香典や焼香は無い、他は一般的な葬儀と知っておけば失礼はありません。
エホバの証人の二世信者とは
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エホバの証人は二世信者が注目されています。注目を集めたきっかけは、二世信者の暴露本「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話(著;いしいさや)」がヒットしベストセラーとなったからです。
エホバの証人では偶像崇拝が禁止されているため、学校では国歌、校歌を歌えません。競争も禁止されるため、運動会の参加もNGです。誕生日を祝うことや異教の行事への参加も禁止されるため、クリスマスや初詣、ひな祭りや七夕など季節行事もかなり制限されてしまいます。
家でも競争に関するテレビやアニメ(例えばドラゴンボールやワンピースなど)は視聴できません。加えて、エホバの証人では婚前交渉が禁止されているため恋愛ドラマさえも制限され、二世信者は独特な生活を送らなければいけないのです。
まとめ
エホバの証人とは他人に迷惑をかける新興宗教ではありません。
独自に解釈した聖書に忠実なあまり、社会との軋轢を生みやすい部分もあります。しかし、清廉潔白な服装やオーラを醸し出す信者の独特な雰囲気は信者でなくても見ていて気持ちの良いものです。
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あとがき
エホバの証人で懸念されるのは二世信者です。
自ら信仰を選び、入信した親とは違い子は選択の自由がありません。一方で言ってしまえば、他人が他所様の子育てに口出しする権利はありませんし、家庭環境の正否を決めるのも第三者ではありませんからね。
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