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真如苑は予約サイトと予約アプリで信者を管理します。行事だけでなく駐車場も予約できるなど信者には利便性という恩恵を与えながら、信者の動向を数字として掴む事ができるのです …

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真如苑の特集目次はこちらからどうぞ。↓

第1回 真如苑の予約管理は宗教業界で最先端【予約サイトとアプリ】

第2回 真如苑の評判を見極める方法【悪い・良い本当はどっち？】

第3回 真如苑とは何か【完全紹介制の新興宗教】

総集編 真如苑で知っておくべき3の常識【特集まとめ】

真如苑の評判はさておき、予約管理システムを使った信者管理は宗教業界で一番です。

予約サイトは信者専用で、一般人にはログインできません。そもそも一般人に予約の必要なく、真如苑の見学をするにも一般見学は信者の同行がないと受付もされません。あくまで宗教行事の予約をするために使っています。

真如苑とは

真如苑とは仏教系（真言宗）の新興宗教です。

世界17カ国130カ所に寺院を持ち、信者数はおよそ100万人（国内90万人）とも言われ、完全紹介制（紹介者がいないと入信できない）といった変わったシステムを持っています。

開祖は伊藤真乗で、真言宗醍醐派総本山醍醐寺末寺院の僧侶から独立、戦後新たに真如苑を創設しました。どんな人にも開かれた教団をという理念の元、出家者だけでなく在家信者にも同じように仏道を歩めることに人気が集まり、その新たな修行の在り方は仏教の世界でも革新的だと言われています。本尊は開祖が自刻した釈迦涅槃像（久遠常住釈迦牟尼如来）で総本山にある涅槃像は圧巻です。

真如苑の予約

真如苑は何でも予約で管理しています。

宗教団体でここまで先進的な管理をしているのは真如苑だけでしょう。予約という名目で個人情報を管理できると、簡単に言えばデータ運用できます。

およそ100万人とも言われる信者の運用データですから、住所や生年月日などの個人情報と紹介者情報、予約した行事やお布施の頻度や額などだけでも管理すれば1つのビッグデータで、真如苑からすると様々な評価や判断（意思決定）をする事ができます。

予約という切り口は一隻二丁で良い意味で言えば、予約という利便性だけでなく、信者の潜在的な問題解決も出来るため一石二鳥と言えます。しかし、悪い意味で言えば予約だけでなく信者の宗教的な行動は全て監視され支部や本部の幹部に評価されているというとも言い換える事が出来ます。

真如苑の予約サイト

真如苑には予約サイトはがあります。

信者でなければ新規登録・ログインができませんが、予約サイトにログインすると接心や駐車場などの予約ができます。新規登録には、IDカードに記載された信徒番号と経番などが必要で信者以外は予約できません。一般的に真如苑の見学は予約の有無に限らず、部外者の出入りは制限され真如苑の信者と一緒でないと入れません。

今ではスマホが主流のため、真如苑の予約サイトアプリ（Shinnyoアプリ）が便利で予約は勿論、信徒サイト、予約サイト、青年会サイトへのアクセス、急なお知らせ（早朝清掃の中止など）もポップアップ（プッシュ通知）され、予約以外にも使えて便利です。iPhone や android にも対応し、予約に関わらず真如苑の信者でなくても興味のある人は公式ページの閲覧のみですがダウンロードして一部機能を使えます。

真如苑の行事予定

真如苑の行事予定は春夏秋冬あります。

宗教的な法要が多い中、やはり人気を集め予約されているのはハワイや富士河口湖で行われる灯籠流しです。夕暮れのなかに灯籠が浮かぶ情景は、何万もの参加者の心を癒し、ハワイの風物詩となっています。信者であれば予約し一度は参加してみたい法要の1つです。

また、真如苑の冬の名物である寒修行にも予約が集まります。開祖の伊藤夫妻が実際に行った修行の追体験を大寒（1月下旬）から真如苑の立教記念日までおおよそ2週間ほど行います。これらの行事は年間予定となって毎年行われているため、予約をする信者が多く注目が集まっています。

まとめ

真如苑の予約管理システムはまさに教団管理の1つの答えでしょう。

予約サイトや予約アプリを充実させ、信者の利便性を高めつつ、大きな組織を最適に管理するための情報を定量的に手に入れている宗教団体は珍しく、他の教団にはないものを持っています。信者にとっても予約だけでない最適な管理にとって、真如苑がより良い環境になれば願ったり叶ったりでしょう。

次の特集記事はこちらからどうぞ。↓

あとがき

真如苑の予約サイトも予約アプリも使ってみたらわかります。

一般的には使いづらいと感じるでしょうが、企業が開発したものではなく宗教団体が実装している予約管理システムとしては、おそらく日本最大で最も進んでいるのではないでしょうか。単なる予約、されど予約と言った真如苑の手際は見事です。