お遍路(四国遍路)、お遍路さん、お遍路の意味、お遍路とは何か、全4シリーズのまとめ記事です …
お遍路の特集は如何だったでしょうか。
全4回に渡る今回の特集のサマリーを書き下ろしました。まだまだお遍路に関して書き足りないことが山ほどありますが、今回はこの辺りでお開きとしましょう。
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第1回 四国遍路入門【歩き?車?バス?自転車?何で行く】
四国遍路の入門編です。
四国遍路とはお遍路の事で、四国遍路に興味はあるけど何で巡礼するか迷い所です。やはり四国遍路の醍醐味を味わうために歩きが理想的ですが、体力的な問題や期間を考えて現実的に車で巡礼する人も少なくありません。最近ではバスツアーが驚くほど充実していますので気軽に参加できます。歩きでは無理でも自転車なら1/2〜1/3程度の日数(20〜30日前後)に抑える事ができ注目を集めています。
四国遍路の費用は多くが宿泊費を占めるため、車中泊をすれば大幅に費用を抑える事が出来、車で巡礼するメリットとも言えるのかもしれません。四国遍路は全長1400kmとも言われるため車でも7〜10日はかかります。
何を優先するかで、四国遍路への道はいろんな形へと変貌してゆくのです。四国遍路のはじめの一歩はこちらの記事で詳しく解説しています。↓
第2回 お遍路さんの目的は3つ【あなたはどれを選ぶ?】
お遍路さんの目的は十人十色です。
人によって違って良い、そんな懐の広い考え方は仏教らしいと言えるでしょう。お遍路自体が大衆化し、お遍路さんが増えた今、宗教的な意味合いは3つあると言われています。先祖供養、予修供養(前もって自分の冥福を祈る)、自分探しなどの修行と大きく分かれますが、あくまで仏教(真言宗)らしい目安と言っても過言ではないでしょう。
お遍路さんは四国現地では親しみを持たれ、お接待も有名です。このようにお遍路さんは沢山の「ご縁」に囲まれ道を進んでゆきます。歩き遍路に醍醐味があるというのは、車やバスツアーでは現地の人とのふれあいには限界があり、単なる観光となってしまう事も少なくありません。しかし、それも一興で何を感じるかはあなた次第、ここにお遍路さんの目的が生まれるのかもしれません。
お遍路さんに興味があっても何から始めて良いかわからない時に、まず形からも有、お遍路さんの9点グッズなど、こちらの記事で詳しく解説しています。↓
第3回 お遍路の意味【完全解説保存版】
お遍路の意味とは、一定の順路に従い仏寺などの霊場を参詣して回ることです。
空海(弘法大師)が八十八ヶ所の寺院を訪れ修行したことから、四国では古くからお遍路と呼ばれ本来では修行僧や修験道が多かったお遍路も一般大衆化し、現在では修行というより自分探しや癒しなどの意味を求めて巡礼するお遍路さんが多いようです。
定年退職後や大型連休にお遍路をする人も増え、その人気ぶりから週末だけお遍路という新しいカタチの巡礼方法にも注目が集まっています。
お遍路の歴史は古く、宗教的な意味合いを無くしたとは言え、衣装(白衣・金剛杖・輪袈裟)とお経の意味は知っておいて損はありません。お遍路をする場合には八十八ヶ所で同じ所作を行うため、意味を知っているかどうかだけでも違いがあります。意味には価値があり、価値は人生に大きな影響を与える場合があります。
こちらの記事では、お遍路でよく耳にする言葉の意味を簡単に解説しました。↓
第4回 お遍路とは日本三大巡礼の1つ【人生で一度は訪れたい聖地】
お遍路とは伊勢参り、熊野詣に並び日本三大巡礼の1つです。
お遍路は旅で、お遍路は始まる前に成功するかどうかが決まっていると言っても過言ではないでしょう。バスツアーの場合には、参加するだけでお手軽に成功してしまいますが、それ以外でお遍路を成功させるには自分で計画を立てる必要があります。
実際にお遍路の難しさはこの計画にあり、札所では納経をするため少なくとも30分かかり、参拝手順も忘れてはいけません。
計画を立てるのは旅の楽しみと言いますが、こちらの記事は、お遍路で知っておくと役に立つ基本的なポイントをまとめています。↓
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