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呪いの人形は日本で作られたものが最も怖いと言われています。映画に出てくるアナベルは比ではありません。日本に伝わる呪いの人形を紹介します …
呪い特集はこちらの目次よりどうぞ。↓
第2回 呪いの人形3選【アナベルを超えた日本の怖い人形たち】
第3回 呪いは英語で何て言う?
第4回 呪い代行は本物?【徹底調査第1弾】呪い代行業者10選
第6回 呪いの言葉5選【呪文一覧】
呪いの人形と呼ばれる存在は全世界で数多くあります。
人形を愛でる一方で、その思いが人形に入り込みやすいとも言われています。そもそも人という形自体に意味があるとすれば、それを型取った人形という存在が、何かしらの力(呪い)を持ってもおかしい事ではありません。
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目次はこちら
呪いの人形とは
呪いの人形に関する逸話はいつの時代にもあります。
日本でも髪の伸びる呪いの人形が有名で、海外では映画にもなった呪いの人形アナベルが思いつきます。古代より、人形は他人に呪いをかけるための呪詛の道具という反面、人間の身代わりに厄災を引き受けてくれる対象物としても使われます。例えば、前者では藁人形やブードゥー教の泥人形、後者では和紙の流し雛などが存在します。
日本を代表する呪いの人形
怪談の定番とされるお菊人形が呪いの人形の象徴でしょう。
お菊人形のあらすじは、大正7年に鈴木菊子という人物に買い与えられた人形であったが、翌年、菊子は事故により命を失ってしまいます。家人はその人形をしまい込みました。幾年か経ち、その人形をとり出してみると少し髪の毛が伸びているという呪いの人形です。
実際に、北海道にある浄土宗のお寺(萬念寺)に永代供養のために預けられています。
呪いの人形アナベルが出てくる映画
呪いの人形の映画と言えば死霊館でしょう。
2013年に公開され、映画に登場した呪いの人形アナベルは海外における呪いの人形の代名詞と言っても過言ではありません。
「悪魔の棲む家」で有名なアミティヴィル事件など多くの超常現象を調査・解明してきた、アメリカでは非常に有名な超常現象研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻が、これまでに調査した中で「最も邪悪で恐ろしい呪いの人形」としてこれまで封印してきた、1971年に実際に体験した衝撃の事件を基に描く作品です。
映画では、リアルな表情のビスクドールが使われていますが、現実のほうは布製の抱き人形です。ちなみに、呪いの人形アナベルのモデルとなった元ネタは絵本のキャラクターであるラガディ・アンで、毛糸の髪の毛に赤い三角の鼻が特徴の布製の抱き人形です。呪いの人形アナベルは実在し、現在もコネティカット州にある博物館に保管され、月に2回、神父による祈祷が行われています。
日本の怖い呪いの人形3選
日本には呪いの人形がいくつかあります。
本来、人形は美しいものですが見方を変えてしまうと怖いものとなってしまいます。おくゆかしいと言えば聞こえは良いのですが、呪いの人形と呼ばれる奇妙な人形たちを紹介しましょう。
市松人形
呪いの日本人形と言えば市松人形です。
江戸時代、武家の女性が嫁ぐ時にお嫁入り道具として扱われてきました。もともとは厄除けなど身代わり的な意味合いを持ち合わせていた風習です。呪いの人形かどうかはさて置き、日本人形が怖いと言われる所以はロボット工学などで使われる「不気味の谷現象」と言う心理現象が働くからです。
簡単に言えば、呪いの人形が実際の人間とかけ離れている場合、人間っぽさが目立ち認識しやすいため、親近感を得やすいのですが、呪いの人形がある程度「人間に近く」なってくると、非人間的特徴の方が目立ってしまい、奇妙や恐怖といった感覚を抱いてしまうようです。
藁人形
藁人形は、呪いの人形というより呪いの道具かもしれません。
藁人形は、丑の刻参りと言われる日本古来の呪術で使われます。連夜この詣でをおこない、七日目で満願となって呪う相手が死ぬが、丑の刻参りという行為を他人に見られると効力が失せると信じられています。
丑の刻とは深夜2時前後で、草木も眠ると言われるように、その時間帯には常世へ繋がる時刻と考えられてきました。五寸釘と呼ばれる巨大な釘(15.15cm)を藁人形に打ち付けることによって、呪いの人形と化すと言われています。
生き人形
稲川淳二が実際に体験した呪いの人形が題材となった代表的な怪談です。
簡単にあらすじを紹介すると、人形遣いで著名な前野博から「新しく手に入れる人形を使って舞台をやるから、座長として出てくれないか」と誘いを受けるも、人形の製作師が行方不明、台本作家宅が全焼、 前野の従兄弟が急死するなど不可解な出来事が続きます。
その一連の出来事を番組で紹介しようとするも、視聴者が認識出来る程の怪奇現象が起きてしまいます。霊媒師に呪いの人形を視てもらうと、その霊媒師は「稲川さん、この人形何に使ったんですか?この人形、生きてますよ。たくさんの女の怨念が憑いてる。」と言われ驚愕したようです。
実際に、人間そっくりの人形は生人形、活人形とも呼ばれ日本の見世物のひとつにもなっています。
呪いの人形の作り方
ぬいぐるみを使った呪いのかけ方をご紹介します。
ぬいぐるみは人形の一種で、人形は「ヒトガタ」と書くように、古来より人間の魂を入れ込む呪いやまじないの道具として、様々な儀式で多用されてきました。呪いの人形の作り方は簡単です。
- ぬいぐるみを用意し、腹の部分を裂いて腐った食べ物や腐った土を混ぜたもの、そして呪いたい人間の名前を書いた紙を詰め、腹の部分を縫い合わせます。
- 呪いの人形を30日放置すると、呪いの人形に呪いたい人間の魂が宿ります。ここから呪いの人形に呪いをかけてゆきます。例えば、ナイフで傷つける、車でぶつける、片足を捥いでしまう、などです。
- 数日から数か月の間に同じことがその相手に起こります。
呪いの人形には霊が憑きやすい特徴があります。
呪いの効果があったと感じたら入れた中身を取り出し、除霊を忘れてはいけません。
まとめ
呪いの人形は日本で作られたものが最も怖いと言われています。
人形には魂が宿ると言われ、目や鼻口があればすべての人形に魂は宿ると考えられてきました。人形は、送られた人(持ち主)その者となる事があります。呪いの人形とは誰かの私怨によって生み出されるのかもしれませんね。
次の呪いシリーズはこちらからどうぞ。↓
あとがき
呪いの人形と言われるお菊人形の真相を紹介しましょう。
科学的に説明すれば髪は毛根以外は生きていません。呪いの正体は日本人形の製法に隠されていて、日本人形は髪の毛が頭皮にUの字に埋め込まれているため時間と共に外に出てきてしまうのです。
呪いの人形かどうかはさておき、角度によって表情の変わる日本人形独特の構造(意図的に微妙な立体的造形)は神秘的で美しいと思いませんか。
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