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キリスト教に関わる英語を紹介します。宗派に関わらず使えるお祈り(英語バージョン)や、アーメン、ジーザスクライシスやオーマイゴッドの裏話も少しだけ紹介しています …
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キリスト教は世界で最も広まっている宗教の1つです。英語も然り、世界で最も多くの人が話す言語でしょう。
日本にもChristmas(クリスマス)が広まっているので、英訳を知っている人も多いでしょうが、今日はキリスト教に関わる英語表現を紹介します。
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キリスト教とは
キリスト教は世界3大宗教の1つです。
世界中の信者(クリスチャン)人口は22億人を超えているとも言われ、おおよそ人類の3人に1人はキリスト教に関わっている計算になります。
一方で、日本は稀に見るキリスト教少数派国です。文化庁が毎年集計している宗教統計調査によると日本のキリスト教信者は人口の1%と言われ、数十年前からこの割合は変わってないと関係者(祭司や牧師たち)は話しています。
ちなみに、日本でのキリスト教は2大宗派は Catholic(カトリック)と Protestant(プロテスタント)になります。細かく言えばキリスト教は、宗派によって考え方が違いますが「聖書(旧約・新約)を信仰することで人は救われる」という部分で共通している部分があります。
キリスト教を英語で表現すると
キリスト教は英語で Christianity が一般的です。
よく、キリスト教の教徒(信者)のことを、Christian(クリスチャン)と呼んだりするのを聞いたことがあると思います。Christianity や Christian もキリスト(Christ、クライスト)の派生語です。
「香油を注がれ神聖となった者」という意味のギリシア語<クリストス(Χριστός)が語源で、元はヘブライ語 משיח(マーシアハ)あるいはメシア(アラビア語では مسيح マシー)のギリシア語訳とも言われています。
Christ(英語)には「救世主」という意味も含まれ、キリストがナザレのイエスのみを指すと考える人も少なくありません。日本ではイエス・キリストをフルネームのように扱うことがありますが、正確には「油を注がれた聖なる王イエス」という意味の呼称だということを知っておいて損はありません。
キリスト教の英語(例文)
キリスト教を英語で使う時に、よくある会話を例文として紹介しておきます。
海外では宗教についての話題は俗に言うタブーとされていますが、実際には親しい友人との会話の中で、文化や歴史などと同様に宗教の話もたびたび話題に上ります。いきなり話題をふられて困らないよう、具体的なフレーズを押さえておきましょう。
Q, What’s your religion?(君は宗教に入っているの?)
A, I’m a Christian.(キリスト教徒だよ)
Q, What’s your faith?(君が信じているものって何?)
A, I believe in Christianity(キリスト教かな)
キリスト教のお祈りを英語で
キリスト教にはお祈りをする習慣があります。
日本ではキリスト教が少数派のためお祈りを目にする機会が少ないのですが、映画で食事の前にお祈りをするシーンを目にしたりします。海外に行くとクリスチャンが多いので、食事前にお祈りを共に行うことも少なくないでしょう。
実は、キリスト教の信者にとっては、祈りは信仰生活の中心をなしている宗教行為の1つです。基本的に祈りは神様との対話という意味を持っていて、決まったお祈りの形式はありません。
宗派によっても異なりますが、宗派に関わらず使える祈りの参考として、新約聖書の一部(マタイによる福音書6章9節〜13節)を日本語訳と英語で紹介しておきます。(翻訳によって言葉づかいが異なります)
Our Father in heaven,(天にまします 我らの父よ。)
may your name be kept holy.(願わくは御名(みな)をあがめさせたまえ。)
May your Kingdom come soon.(御国(みくに)をきたらせたまえ。)
May your will be done on earth, as it is in heaven.(御心(みこころ)の天になるごとく、地にもなさせたまえ 。)
Give us today the food we need,and forgive us our sins, as we have forgiven those who sin against us.(我らの日用(にちよう)の糧(かて)を今日も与えたまえ。我らに罪を犯すものを、我らが許すごとく我らの罪をも許したまえ。)
And don’t let us yield to temptation, but rescue us from the evil one.(我らを試みにあわせず、悪より救い出したまえ。)
キリスト教に関わる英語や表現まとめ(注意点)
キリスト教に関わる英語や表現をまとめてみました。
キリスト教でなくても、英語を使う機会がある人は参考にどうぞ。
- amen(そうありますように)
アーメンと言えば、キリスト教でない人でも聞いた事ある表現でしょう。(英語ではエイメンと発音するのが一般的)
実はこの言葉は英語ではなくヘブライ語なんです。アメンやアミンなど、キリスト教も宗派によって尊重する発音やアクセントが違ったりする(バラバラ)ので注意が必要です。
- Jesus Christ(イエス・キリスト)
ジーザスクライシスと聞けば、よく海外の人が使っているイメージありませんか。
米国では、「なんてことだ」という意味で驚きや怒りを表す感情という意味のスラング(俗語)で使ったりします。でも実は、キリスト教でいう所の神様の意味なんです。
Jesus Christ は、oh my God と同じような意味で使われるスラングですが、この表現は信仰の深いクリスチャン(キリスト教の信者)は、みだりに神の名を呼んだりしないため使わないそうです。
そのため、昨今では映画など公の場では、Jesus とそのまま言うのはやめて、Gee , Geez と表現したり、Oh,my goodness や Oh,my gosh と言われることが増えています。海外で気軽に使うとドン引きされたりする可能性もあるので、ご注意ください。
まとめ
キリスト教に関わる英語表現を紹介しました。
実の所、宗派によって英語の表現は違うので信仰に関わる部分の英語表現には言及しませんでした。宗派に関わらず、またキリスト教でない人でも英語でクリスチャンと関わる機会があれば、使いがちな英語を紹介しました。知っておくと便利な英語の知識です。
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あとがき
キリスト教に関わらず宗教の話は初対面の人とはしません。
これは、日本でもそうですが海外でも同じです。日本と海外で違うのは、宗教という文化が日本より生活に根付いている(あって当たり前)という部分かもしれませんね。
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